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真実

もっといいタイトルを思いつかなければ、
Cafe Berkeleyで行こうと思います。


哲学者ジョージ・バークリーの話から始めます。
しっかりと本人の文章を読んだわけではないので、すぐに脱線しますが。

バークリー(1685-1753)の哲学の一番のテーマは、人間が見るもの、聞くもの、感じるものが本当に存在するという事が、どうやってわかるのか?


「見えるから」
「聞こえるから」
だけでは不十分なのは言うまでもないと思います。

夢を見ている間、見たもの、聞いたものが、実際に存在する、とは思いませんよね?
夢の中のものは実世界には存在しないけれど、見えるし、聞こえるんです。

なにが実世界で、なにが夢なのか。どうやって区別するのでしょう?実世界だと思っているものが、夢ではないという保証はどこにあるんでしょう?(これは荘子も言ってる事ですね)


どういう証拠があって、周りの世界が存在すると言えるのか。じっくり考えてみると、簡単に答えが出る問題ではないのが分かると思います。

極端な例で、独我論というのがあります。
存在するのは自分の精神だけで、自分が感じるものは全て、その精神が作り上げた夢だ、という説です。

バカバカしい、と言われるかもしれません。この世界はあるように思えるから、ある事にしていいんだ、と。

それも結構です。バークリーだって日常では、この世界があると思って生活していたはず。

でも実際の所、独我論を信じている人を論理で説得する事は出来ません。
「こういう反論をする君も、僕の頭が作り上げたんだ」と返されるだけです。


疑い始めると、この世界があるかどうかさえ怪しいもの。その世界の中にある、色々な事柄も、とことん突き詰めていくと、100%の確証が持てるものではないのが分かります。

確証がないんだから、何をやっても意味がないと言いたいのか?
違います。
100%の確証がない中で、どうやってベストを尽くせば良いのか、が知りたいんです。

そして、ベストを尽くすために一番大事なのは、真実に対して謙虚である事、だと思います。

色々な証拠を組み合わせて、これは正しいんじゃないか、と思うのは結構。
でも、間違ってるはずがない、と思っている事も、本当に突き詰めていけば100%の確証は無い。確信を持っている結論も、たまには疑ってみないといけないんじゃないか、と思うわけです。


この辺は、今後もブログで何度も訪れる事になるんじゃないかと思ってます。

テーマ : 哲学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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アシュリー

Author:アシュリー
カリフォルニア州バークリー在住、元スポーツジャンキーのアシュリーです。

今観るスポーツは、アーセナル(サッカー)とグリズリーズ(バスケ)、あとテニス。

専門の物理ネタ以外にも、色々書いていくつもりです。

Twitterをハンドル名Inoueianでやっています。

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