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スポーツのビジネスモデル~その2

アメリカ型とヨーロッパ型のスポーツビジネスの違いについて前回は書きました。
アメリカ型のスポーツを一言でまとめてしまうと、
トップリーグのチームが固定されていて、市場を独占しています。

この独占のために、選手の給料に影響があるのはもう書きましたが、
チームのある都市にも影響があります。


トップリーグのチームを経営したい人が、
すでにトップにいるチームを買収しないといけないのと同じで、
町にトップリーグのチームを作るには、
チームを他の町から奪い取らないといけません。
(ヨーロッパ型なら、地元のチームを強く育てればいいだけです)

そして、リーグ全体のチーム数より、
チームが欲しい町の方が多い場合、
チームを巡って、町同士の競争になります。

チームが長期的に一番儲かるのはどこか、という事だけでなく、
どれだけ良い条件で町にいさせてもらえるか、
と言うのもチームが町を選ぶ時の判断材料になります。


その条件の中でも切り札になるのが、スタジアム建設。

億ドル単位かかる投資なので、
チームとしては、出来れば全額を払わずに済む方法を選びたい。
そこで、スタジアム建設に税金を使ってくれるよう、
移転先候補の町に対してアピールするんです。

チームを固定する事で競争相手を排除しているのを、
政府に見逃してもらって儲けてるのに、
さらに税金で援助してもらおう、って言うんですからね。
盗っ人猛々しいというか(苦笑)

酷い例になると、移転の脅しをかける事で、
今いる町にスタジアムを建てさせようとするようなチームもあります。
これは去年散々書いたんで、今さら付け加える事もあまりありませんが。

移転の恐れがないチームでも、
スタジアム建設に税金が使われるのが標準になりつつあります。
今シーズンオープンした新ヤンキー・スタジアムには、
4億5000万ドルの税金が使われたとか。


ヨーロッパ型の場合、
チームを移転する必要がまずほとんど無いですから、
(トップリーグにいるのは儲かるチーム、下部リーグにいるのはあまり儲からないチームなので)
地域密着がチーム経営の原則の1つになります。

町同士でチームを奪い合う事もないので、
スタジアム建設費用に使われる税金も、
アメリカ型と比較するとかなり少なくなります。
(ハッキリとは調べてませんが、普通は税金は全く使わないはずです)


選手育成については、まだまとまってないんで次回...

テーマ : スポーツ全般
ジャンル : スポーツ

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アシュリー

Author:アシュリー
カリフォルニア州バークリー在住、元スポーツジャンキーのアシュリーです。

今観るスポーツは、アーセナル(サッカー)とグリズリーズ(バスケ)、あとテニス。

専門の物理ネタ以外にも、色々書いていくつもりです。

Twitterをハンドル名Inoueianでやっています。

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