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WBCの将来

WBC、開催地のアメリカではあんまり盛り上がらなかった事は書きました。
それでも、第1回より第2回の方が視聴率も観客数も増えたんで、
これからに期待が持てるとは言えます。


明らかな課題としてはまず、日本と韓国が5回も当たった大会の方式。

ステージを、第1回のような総当たり戦にするか、
第2回のようなダブルエリミネーションにするかは議論の余地があると思いますが、
第1ラウンドの同じグループから、第2ラウンドでも同じグループに入れられるのは、
絶対に変えて欲しいですね。
(サッカーなどでは組み直すのが常識ですし、第1回の直後にも変えるべきという声がありました)

審判の質と、出身国の配分も、第1回ほど酷くなかったですが、
まだ改善の余地あり、じゃ無いでしょうか。


まぁ、この辺は、ハッキリ言って微調整の類です。

国際スポーツとしての野球がアメリカにも定着して、
WBCがその中心として継続される大会になるには、
メジャーリーグのアメリカ人選手が本気になる事が必要です。

日本や韓国が盛り上がっているのは、今のうちはいいです。
でも、アメリカが本気じゃないのがいつになっても変わらなかった場合、
さすがにしらけて来るんじゃないかと思うんですね。


参考になると思うのが、過去10年ほどのバスケットボール。

NBA選手がオリンピックに出られるようになったのは、92年バルセロナから。
NBA選手の入ったアメリカ代表チームは、
2000年のシドニー五輪まで、負け無しで金メダルを取り続けました。


野球で、アメリカ代表がWBCで負けたのに対応するのが、
インディアナポリスで行われた2002年のバスケ世界選手権です。
当時のスーパースターはみんなこの時のアメリカ代表から外れていて、
相当のバスケファンでもなければ注目していなかった大会でした。

アメリカ代表は、アルゼンチン、ユーゴスラビア、スペインに負けて6位。
見ていた人達は代表に失望しましたが、
アメリカ以外のチームも強いんだ、という認識はあまり広がりませんでした。


普通のバスケファンにも、外国のリーグ・選手も強いんだ、と認識されるようになったのは、
2004年のアテネ五輪の時でした。

この時は、ダンカンとアイバーソンがキャプテンで、
レブロン、ウェード、アンソニーの期待の若手3人組なども含んだチームで、
一般の関心、期待も高まっていました。
それが、また3回負けて、銅メダル止まり。

これをきっかけに、
アメリカ代表は、その時々に出たい選手がやりたいようにやるチームではなく、
メンバーを固定した代表チームとして、本気を出して戦うようになったんです。


一度でもいいから、
アメリカ代表がスーパースターをちゃんとWBCに出して、
そして負ける事があれば、
WBCの将来は確約されたものだと思っていいはずです。

可能性は低いですが、それが一発で実現できる案は一応あります。

WBCの最初の部分はこれまで通り3月に行って、
最終ラウンドを、メジャーリーグのオールスターゲームの代わりにやるんです。

まぁ、これは無いでしょうね。副作用も多いです。


バスケとの比較で改めて思うのは、
ヨーロッパ(特に大陸。特にフランス)が絡むと国際大会が充実する事。

野球の場合、東アジアとカリブ海が、アメリカに負けないくらい強いですが、
アメリカはアメリカで内部完結、
アジアはアジアで内部完結、
カリブはカリブで内部完結していて、
広げようという動きはあまり無いんですよね。

それが、ヨーロッパが絡んでくると、
ヨーロッパでは内部完結せず、広めようという動きが出てくるんです。

この話はまた、別の機会にでも...

テーマ : WBC
ジャンル : スポーツ

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No title

ヨーロッパって、ボールを手で扱う球技 ってのが少ないイメージがありますね
足使ったり道具使ったりするのは強そうなんですけど

myayun

思い浮かぶところだと、
バスケ、ラグビー、ハンドボール、水球は強いですよ。

No title

実際に複数のヨーロッパ人から「Baseballは面白くない」とのコメントを聞いたことがあります。フライとゴロの区別すらついていなくて、マイナー(ダーラム・ブルズ)の試合を一緒に見に行った時には、フライアウトに対して「なぜ走るのをやめるんだ?」と聞いてきました。そんな有様です。
とはいえ逆にフェンシングのチャンピオン争いに日本人が絡んできた例もありますし、オランダあたりが引っ張ってくれてヨーロッパ勢が本気で野球に興味を示してくれるといいですね。自分は実際に硬式野球をプレーしていたので、そうなると大変嬉しいです。

(ひ)さん

クリケットを見る事を思えば、
ルールが分からないのも、つまらないのも分かります。

オランダチームの主力は、
ABC諸島(アルバ、ボネール、キュラソー)など、
カリブ海のオランダ領出身の選手です。
WBCの盛り上がりもカリブ海中心で、
本土ではほとんど注目されていない状況だったようです。

裾野を広げると言う意味では、
WBCの参加国数を増やして、
予選をしっかりやるのは大事だと思いますが、
それだけで人気が上がるとはあまり思えません。
ヨーロッパのリトルリーグから、
MLBでスターになるような選手が出てくる事で人気が上がるのが、
一番可能性が高いかもしれません。
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アシュリー

Author:アシュリー
カリフォルニア州バークリー在住、元スポーツジャンキーのアシュリーです。

今観るスポーツは、アーセナル(サッカー)とグリズリーズ(バスケ)、あとテニス。

専門の物理ネタ以外にも、色々書いていくつもりです。

Twitterをハンドル名Inoueianでやっています。

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