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ダライラマ講演

名目上は名誉博士号の授与式で、ダライラマが講演していきました。

「勉強しないで学位がもらえるなんて」のコメントに始まって、
品のあるジョークを交えてのお話でした。


テーマは、Compassion(哀れみ、同情)

まず、今の地球では、全てのものが繋がりあっているので、
敵味方の区別のようなものは時代遅れだ、と。

敵を倒した、と思っていても、結局は自分に返って戻ってくる。
どうせなら最初から、相手を仲間として見ている方が、
善悪抜きで、利益だけを考えても良いわけです。


でも、個人の思惑はバラバラなので、意見の不一致は避けられません。
そんな不一致があっても仲間としてやっていくには、
力に訴えず、Dialogue(対話)で解決を求める事が必要です。

暴力に走らないためには、
怒り、憎しみ、恐れ、と言ったネガティブな感情をコントロールしないといけない。

もちろん、人間は動物として進化してきたわけだから、
本能的にそう言った感情が出てきてしまうのは仕方が無いけれど、
心の深いところからネガティブなものを取り除いておけば、
たまにそう言ったものが出てきてしまっても、心の全体が揺るがないようにする事は出来る、と。

これは、その当人にしか出来ない事だけれど、
同時に、自分1人の事だから、変えようと本当に思えば確実に変えられる事でもあります。


大事なのは、そうやって自分の心を知り、育てていきながら、
まずは身近な人達へ、そして他人への敬意や配慮に広げていく事だ、と言う話でした。


ここ1年ほど、自分が考えてた事や、ハックスリーの本を読んで思った事と重なるんですが、
ダライラマほどの人が、こういう事で戦争を無くしていける、っていう希望を持っていて、
実際に起こってもおかしくないと思っていると分かったのは、
未熟ながら方向性は間違ってないのかな、と安心しました。


ちなみに、チベット、中国、北京五輪については、ほとんど言及無しでした。
イベント前に、会場の外で学生達が騒いでいただけで。


オルダス・ハックスリーから引用(下の2冊のうちどっちか。多分Eyeless in Gaza)
"There is only one corner of the universe you can be certain of improving and that's your own self."


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テーマ : 宗教・信仰
ジャンル : 学問・文化・芸術

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大国

ゆえに
何をやっても
平気だという
「心」に
怒りと
ある意味での
諦めも感じます
真の大国とは
「心」が大国でなければね♪

God bless you...

Azumiさん

「ここ1年ほど、自分が考えてた事」は、例えばこんな事です↓
http://grizz.blog60.fc2.com/blog-entry-236.html

これを土台にして考えると、大国がしっかりとした心を持つとしたら、
君主制・寡頭制で優れた統治者がいる国か、
個人、家族、地域、とそれぞれが有機的に機能している国しかありえないと思います。
今ある大国には、相当の変化が無いと期待は出来ないのではないでしょうか。

No title

チベットの問題は痛ましい限りですが、明らかに偏った志向が加わった放送が流れている日本の報道姿勢もどうかとおもわれます
視聴率至上主義のもとですから、過激なトークを期待できるテリーやら松尾貴史の様な脳の足りてないコメンテーターが蔓延るわけで…
もちろん中国にも問題がある訳ですがそういった中国バッシングの中で、繰り返し流されるダライラマ氏の映像もその片棒を担がされている気がします
ご本人の意に反した様な構成に見えて仕方がないですね(´・ω・`)

ハルオさん

日本のテレビは見られないので(笑)
どのように報道されているのか全然分かってません。
具体的に例を挙げてもらえますか?

No title

そもそも、今回の報道は明らかにチベットよりなんですよね(というより10:0という感じで)
チベットの独立に対して一家言をもてるほど、知っている訳ではありませんが1から10まで中国が悪いものとは思いません
※それをいい始めると話が長くなるでしょうし、してるほうも聞いてる方もあまり気持ちのいい話にはならないので止めておきますw
中国の政治が幼稚なのは確かなんですが、こういった暴動の責任を全て押し付けるのはいかがなものかと思うわけですが
果たして、現在の一般的な方がどれほど、正しい認識を持ってこの報道を見ているのかということです
ダライラマ氏も平和的な解決を望んでいると聞いていますが、日本で流される氏の放送は同情を買うような言葉ばかりが流されています(実際はもっと多くのことをお話になられていると思うのですが)
あまりに非難めいているので正しく、翻訳されているのかすらも疑わしく思います

ハルオさん

メディアの情報操作があるのは、日本だけでは無さそうですよ。
むしろ、アメリカが一番酷いかもしれません。

チベットと中国の話をあえて避けたんですが(笑)
結局その話になってますね。

No title

そうですよね
まぁ、正しい認識のない人たちが対岸の火事くらいにみんなが思ってりゃいいんですがね
なまじ、変な正義感に駆られて頭の悪い・・・
ここら辺で止めておきますw

ハルオさん

本当にチベットの件で中国が一方的に悪かったとして、
聖火リレーの妨害をして何を達成できると思ってるのか問いたいですね。
(リレーの横で抗議してる分なら多いに頑張ってもらいたいですが)

No title

まぁ、少なくともアイヌの方々の存在を忘れ去っている日本人はこの抗議に参加すべきでは無いかと思うわけですよ

ハルオさん

それを言い始めたら、どの国、どの民族にも過去がありますからねぇ。
誰もなにも言えなくなってしまうのでは?

今ある問題について、やるべき事をやる、と言うのが第一だと思います。

No title

いや、それを踏まえて言うことはいいんですが、どうもそういうことを知らずに「日本は平和の国」だとか「日本国民は成熟している」だとかと勘違いしている方が多いかと思っちゃうんですよね
まぁ、斜に構えている自分の見解なんで、誤解を招くようなことをいってすんません

ハルオさん

調べればすぐに分かる事を知らずにいるのは、確かに恥ずかしいですね。
自分的には、出来るだけメッセンジャーとメッセージは分けて考えたいんで、
こういう流れになりました。
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プロフィール

アシュリー

Author:アシュリー
カリフォルニア州バークリー在住、元スポーツジャンキーのアシュリーです。

今観るスポーツは、アーセナル(サッカー)とグリズリーズ(バスケ)、あとテニス。

専門の物理ネタ以外にも、色々書いていくつもりです。

Twitterをハンドル名Inoueianでやっています。

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