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ガムランをたずねて三里くらい(後半)

昨日の続き

Gamelan Pacifica

(↑Gamelan Pacifica。手前の明るくてなんだか分からないのがワヤンで使った台)

Gamelan Pacificaが演奏始めてたと言っても、
自分で自分の前座をやってたような感じで(笑)
プログラムには入ってない演奏でした。

この日の目玉は、インドネシア舞踊とワヤン(人形劇)。
ガムランはあくまで伴奏、って事だったんでしょう。
休憩時間をはさんで、前半は踊り、後半はワヤン、でした。


インドネシアの踊りの面白いところは、
人形劇がモデルだって事ですね。
上手なダンサーは、人形のように見せるんだそうで。

人形がホンモノの人みたい、ってのは言われますけど、それの逆。

お面で性格なども含めてキャラクターを表現するところなんかは、
能にも通じるところがあります。


で、ワヤンの方は...
先月、Gamelan Pacificaがワヤンをやるって話を聞いた時は、
影芝居を思い浮かべてました。

でも、ワヤン、って言葉自体は、人形劇全般に使われるみたいです。
影芝居は、ワヤン・クリ。
クリは、皮のことで、スクリーンに皮を使うからこの名前。

今回のは、ワヤン・ゴレ。
ゴレは、木の棒。
人形の軸が木の棒だからです。


演目は「The Ghostly Goddess and the Sinner Saint」
Ghostly Goddess(幽霊のような女神)は、インド洋の女神、ララ・キドゥル。
Sinner Saint(罪深い聖人)は、スナン・カリジャガ。

良く出来た話だったんで、細かい事もあとで書くと思いますが、
インドネシアにイスラム教がどういう風に入ってきて、どういう風に受け入れられたのか、
ワヤンはどうやって出来たのか、って言うのがテーマの劇でした。

話のミソだけ言ってしまうと、
インドネシアのイスラム教は、厳しい戒律があるものではなくて、
以前からあったヒンズー教や土着の神話なんかを吸収する事で受け入れられた、って事です。
日本の神仏習合と同じようなものでしょうね。


スナン・カリジャガは実在した人物で、
ガムラン、ワヤンなどの伝統芸能を使ってイスラムを広めようとしたんだそうです。
元々ある文化を否定するんではなく、融合させていった、って事。

で、今あるガムランやワヤンには、その影響がある、と。
想像以上に奥深い...


ところで、日本でガムランをやってる人達の情報見つけました→リンク


観終わったあと、すぐフェリーで帰ろうとしたんです。
でも、フェリー乗り場に着いたのは、9時45分のフェリーが出た直後で、次に出るのは11時35分。

本を持ってきてて良かった(笑)
しかも、ちょうど良い事に持ってきてたのは「荘子」。
さっきまでの話に通じるところありでした。


11時35分のフェリーは、さすがに空いてました。
行きは何百人も乗ってましたけど、帰りは多くて50人くらい。

シアトルの夜景を観ようと思ってデッキに上がってみたら、
それよりも星が綺麗でした。

北斗七星が真上にあったのは驚きましたよ。
緯度が高いのを実感(笑)

満月で、水面にうつる月の光が波で揺れるところ、
言葉で言い表せないです。

full moon

(写真でももちろん表せないです、笑)

風も吹いて寒かったんですけど、色々と見入っちゃいました。


結局家に帰ったのは1時過ぎ。
それでも行った価値は十分過ぎるほどありました。

テーマ : LIVE、イベント
ジャンル : 音楽

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プロフィール

アシュリー

Author:アシュリー
カリフォルニア州バークリー在住、元スポーツジャンキーのアシュリーです。

今観るスポーツは、アーセナル(サッカー)とグリズリーズ(バスケ)、あとテニス。

専門の物理ネタ以外にも、色々書いていくつもりです。

Twitterをハンドル名Inoueianでやっています。

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