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天国への門

見てきましたよ。

Ghiberti


展示されてたのは、
左側、一番上の「アダムとイブ」のパネル、
上から3つ目の「ヤコブとエサウ」のパネル、
一番下の「ダビデ」のパネルの3つでした。


一番面白かったのは、「ヤコブとエサウ」。

ヤコブとエサウ

写真で見るだけでも分かる話をまずすると、
床のタイルとか、建物の直線がちゃんと一点で交わるように遠近法を使ってるんです。
ギベルティがこれを作ったのはルネッサンスの初め(15世紀)の事なんで、先駆的手法ってやつです。

これは他のパネルも一緒なんだけど、
聖書のストーリーを1つのパネルに収めてるために、
色んな出来事が同じ画面に一度に描いてあるんです。
時間の流れまで収めた4次元の芸術...っと古い話なんですが、これを思い出しました→リンク

時間軸まで1つの画面に収めるのは、西洋には無いんじゃないか、と思ってたわけですけど、
ちゃんとありましたねぇ。
しかも、こんなメジャーな所に(汗)
中世のものにも多分あるんでしょうね。


写真ではどうやっても伝えようが無いものが...
↑のパネルだと、床が傾いてる事とか、言われないと分からないですよね?

他にも、一番手前の部分は、人の形などが飛び出ていて、
ちょっと奥に行くと、今にも飛び出そうだけど、一応画面に引っ付いているハイレリーフ、
背景は少しだけ起伏を付けるだけにして、遠近感を表現してありました。

まぁ、そういう技術的なところは一応説明できますけど、
正直なところ、実物を見ないとすごさは伝えようが無いです。
フィレンツェに行って、パネル3つと言わず門全体を見て来てください(笑)

自分の中の行きたい場所ランキングでは一気にトップ5に入りました。


一応、洗礼堂に今付いてるのはレプリカで、
本物は大聖堂の美術館に展示されてるそうです。



同時にやってた、ルーブルのローマ美術の特別展の方は、
まぁこんなもんかな、と言う感じ。

ボリューム的にはよくシアトルまで持ってきたな、と言う感じがしたし、
教科書に出てるような皇帝の彫刻が何点も来てたのも良かったです。
でも、ローマ帝国と言えば、って話で、
美術がすごいよね、とはならないですよねぇ(苦笑)

普通に美術として面白かったのは、ギリシャ風のものがほとんどでした。
当時の生活感があるようなものは、美術と関係無しに面白かったですけどね。


ローマ帝国の衰退でヨーロッパが歴史の表舞台から退くところと、
ルネッサンスでそこへ戻ってくるところを、一度に見た日でした。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

アシュリー

Author:アシュリー
カリフォルニア州バークリー在住、元スポーツジャンキーのアシュリーです。

今観るスポーツは、アーセナル(サッカー)とグリズリーズ(バスケ)、あとテニス。

専門の物理ネタ以外にも、色々書いていくつもりです。

Twitterをハンドル名Inoueianでやっています。

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