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日本人選手の2007年

シーズンが終わって2ヶ月も経ちますけど、
メジャーの日本人選手が実際どれくらいインパクトがあったのか、
自分なりに振り返ってみます。
(ランキングだけ見たい人は、最後まで飛ばしてください。
違った意見があれば、もちろん大歓迎です)

きっかけになったのは、gooランキングの、
2007年に最も活躍したと思う日本人スポーツ選手ランキング
って言うのを見つけた事。

メジャーの選手以外は、どうにも良く分からないんですけど、
そこだけ見ても面白いランキングなんです。
3.松坂大輔 72.4
4.イチロー 72.4
5.岡島秀樹 54.9
13.松井稼頭央 17.5
15.松井秀喜 16.5
23.斎藤隆 10.0

これを見て思うのは、
活躍の度合いと同じくらい、メディアの露出度が反映されてるんです。

特に、女性の回答だと
3.松坂大輔 79.8
4.イチロー 68.2
6.岡島秀樹 38.6
13.松井秀喜 17.6
16.松井稼頭央 13.9

斎藤隆の名前さえ出てきませんから(笑)


じゃ、自分のランキングを最後に出すんで、どうやって出したのか説明。
普通に出てくるような選手成績(打率など)は、ネットで探せばすぐ見つかるんで書きません。
(自分はここに普通行ってます)
ここで使いたいのは、Win Shares(WS)って言う数字。

選手ごとの、「勝利数のシェア」、
つまり、その選手が出た事で、どれだけチームに勝利が多くなったか、って言う指標です。
詳しくは説明しませんが、打撃、走塁、守備、投球、全ての記録が考慮されて、
大体、チームにどれくらいの貢献があったのか分かるわけ。

このリンクで、過去4年間のメジャー全選手のWSが見つけられます。

自分が注目したいのは、単純に貢献度を測ったWSそのものと、
マイナー選手がずっと代わりに出ていた場合より、
その選手が出ていてどれだけ得をしたのか、って言う数字。(WSAB)

昨シーズンの日本人選手でほぼずっと出られた人全員をWSABの順に並べて見ます。
(表は名前、WSAB、WSの順。レギュラーシーズンだけです)

1.イチロー 20 33
2.斎藤隆 10 16
3.城島健司 9 18
4.松坂大輔 7 12
5.松井秀喜 6 17
5.岡島秀樹 6 10
7.井口資仁 5 15
7.松井稼頭央 5 14
9.岩村明憲 3 13
9.田口壮 3 9
9.大塚晶則 3 5

まず、WSを持ち出さなくても分かりきってるはずの事。
メジャーで一番活躍した日本人選手は、イチロー。
これはホントに、プレーオフに出ようが出まいが関係無い位の差です。
去年のマリナーズはプレーオフ争いに参加しましたけど、
イチロー無しでは最下位だったかもしれません。


他の選手の比較をする前にまずコメントしたいのは、
ポジションが違うと、成績の単純比較で貢献度の比較が出来なくなる事。
(そもそも、だからこそWin Sharesなんて馴染みのない数字を話に出してるんですが)

守備位置ごとの平均的な選手で言うと、打撃の上手さはこんな順でしょう
ファースト>外野&サード>セカンド&ショート>キャッチャー
大体、右に行くにつれて、守備の貢献度は反比例して上がっていきます。

城島の打撃成績だけを見ると、大した事がないように見えますが、
守備での貢献が大きいし、キャッチャーとしてはかなり良く打ってるんです。
彼が3位に入ってるのはそういう事。


2位の斎藤隆は、なんで日本のメディアの扱いが軽いのかが知りたい存在です。
セーブ39個、防御率1.40と、すごい成績を残してます。
最後の1人として選ばれた岡島と違って、普通に選ばれてオールスターにも行きました。
昨シーズン、ナ・リーグのベストクローザーと言って良いと思います。


ここで、4~7位の5人のプレーオフでの貢献を勘定に入れないとまずいですね。

松坂は、ワールドシリーズの第4戦で勝って目立ちましたけど、
プレーオフ全体の貢献度は間違いなくマイナスです。
6回まで持ったのが4試合中1度だけでした。

逆に、岡島は第4戦で打たれた以外は、かなりのプラス。
ワールドシリーズの途中まで、6試合で無失点でした。

ヤンキーズの松井はマイナス。
4試合でヒット2本だけだったのは、敗因の一つでしょう。
(ジーター、A-Rodも打ってませんでしたが)

井口は、出番が少なかったのでほぼ影響無しとします。

ロッキーズの松井は、かなりプラス。
1回戦で、シングルがあればサイクルヒットって試合もありましたし、
ワールドシリーズでも、ロッキーズの選手で安定して打ててたのは彼とホープだけでした。


これを考慮に入れると(入れ具合は思いっきり主観です)、
自分の中で、昨シーズンの日本人選手の活躍度のランクはこうなります。

1.イチロー
2.斎藤隆
3.岡島秀樹
4.城島健司
5.松井稼頭央
6.松坂大輔
7.松井秀喜
8.井口資仁
9.岩村明憲
10.田口壮
11.大塚晶則

テーマ : MLB
ジャンル : スポーツ

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非公開コメント

同感!!気持ち良いです。

ずばり!同感です。
松坂くんは大好きですが、正直言って苦しい一年だったと思います。
それに対して、ストイックなまでに実績に拘わり
結果を残しているイチローはすごいです。
もっと冷静に実績を評価できるような
報道であって欲しい。
そう思います。

斉藤さんについても同様に思います。
素人なんで、偉そうなことは申せませんが・・・。

こういう記事、日本の方々に広く読んでいただきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

おもしろいですね。

個人的には、城島は好きですが、最後で失速して、プレーオフを逃してしまいましたので、ロッキーズをワールドシリーズに持っていった松井(稼)の方が今シーズンは評価してあげたいです。(もちろん彼一人で牽引したというわけではありませんが・・・)

こうしてみてると活躍しているピッチャーは、中継ぎ・抑えばかりなのですね。 先発(完投)型の投手が好みなので、松坂や黒田の今期のがんばりに期待です。 斎藤隆は横浜時代の先発をよく見ていたので、ストッパーでの活躍は、うれしながらも、すこし複雑です。 

それと、ガニエいるとこ、日本人ありというのもちょっと面白い。 でも、岡島のWSやWASBが低いのは何ででしょうか? 松井(秀)よりも高くてよさそうですが・・・

姉さん

今年もよろしくお願いします。

松坂本人としても満足のいかない投球だったのに、
ファンから良くやったと思われてると知ったら、
複雑な気分でしょう。
前半の成績を考えると、もっとずっと上に行けるはずだと思います。

日本人選手に偏った報道はある程度しょうがないとしても、
日本人選手の中でも、
実際のプレー以外の所で順位を付けるような報道は止めて欲しいですよね。

Masaさん

松坂については、
「松坂は成功したと言えるか?」って記事も書いたんで(笑)
良ければそっちもどうぞ。
http://grizz.blog60.fc2.com/blog-entry-340.html

レッドソックスは、まずベケットがエースなのは決まりで、
松坂にエース級の2番手として頑張って欲しいと思ってるはず。
今年以上のプレーが期待されてるのは間違いないです。

LFMさん

日本人の先発投手を見ると、
井川、大家、桑田と、残念なシーズンでしたね。

松井稼頭央のプレーオフでの活躍は評価してますし、
プレーオフの1試合が、
レギュラーシーズンの1試合よりずっと大きいのは確かです。
ただレギュラーシーズン中、ロッキーズのレギュラーでは、
松井は捕手のトレアルバの次に貧打でした。
このシーズン中の貢献の少なさは、
城島と比較した場合には覆せないと思いました。

岡島のWin Sharesが少ないのは、なによりも出場時間が短いからです。
69イニングは、8試合分にもなりませんから。
クローザーなら、
出てくる時は1イニングごとに大きな価値がある場面ですが、
岡島は、インパクトの小さい大差の場面で出た事も少なくありませんでした。

松井秀喜は、100打点、100得点を記録しました。
Win Sharesがこれだけ少ないのがむしろ個人的には驚きです。
A-Rod、ポサダ、ジーター、アブレーウがさらに打っていたので、
文字通り打撃の貢献のシェアが小さかったと言う事なんですが。
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プロフィール

アシュリー

Author:アシュリー
カリフォルニア州バークリー在住、元スポーツジャンキーのアシュリーです。

今観るスポーツは、アーセナル(サッカー)とグリズリーズ(バスケ)、あとテニス。

専門の物理ネタ以外にも、色々書いていくつもりです。

Twitterをハンドル名Inoueianでやっています。

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