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マーキュリー、メルキュール、メルクール、メルクリオ...

水星の話。
語源が一緒だから4ヶ国語で書いても面白くない(笑)

太陽と地球の間を、今日通り抜けてたみたいですね。
(リンク→読売国立天文台

これは物理って言うか、天文学ですけど、
天文学の人たちも同じ建物にいるんで、
中庭で望遠鏡出して観測してる人が何人かいました。

シアトル、昨日まで何日も雨降ってたのが、
今日は晴れてたんですよね。
見られて良かったですねぇ~


水星は、実は物理学の歴史で大事な役割を果たしてます。

太陽を回る惑星の軌道が、
楕円形をしてるって言うのは(ケプラーの第1法則)
そういう話をちょっとかじった人なら知ってると思います。

水星も、もちろん軌道が楕円形なわけですけど、
他の惑星の重力の影響で、
軌道が少しずつずれて行ってます。

イラストのあるページ→リンク

ただ、精密な観測が出来るようになって分かったのが、
この軌道のずれる速さが、
ニュートンの理論から予測したのとはちょっと違うって事。

この予測との違いを説明するために、
水星よりさらに太陽に近い、
新惑星の存在まで取り沙汰されてたんですが、
結局これを解決したのは、
アインシュタインの一般相対性理論でした。


ニュートンとアインシュタインの重力の理論は、
日常生活で見かける現象では、
はっきり言って違いはほとんどありません。

観測できるような違いが出るのは、
太陽の近くや、ブラックホールみたいな、
重力の本当に強い場所。


水星は、一番太陽に近い惑星ですし、
さらに、一番軌道が歪んでいて、
太陽から近いときと遠いときの差が大きい惑星です。
(冥王星の方が歪んでるけど、
もう惑星じゃないんですね~、笑)

そんな水星だからこそ観測できた微妙なずれで、
アインシュタインの理論は検証されました。

他にも、相対性理論の方が説明が付く、
って言う例はいくつもありますけど、
水星の軌道は、長年の謎を解いたことで、
鮮やかな相対論の検証の1つとされてます。

テーマ : 物理学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

アシュリー

Author:アシュリー
カリフォルニア州バークリー在住、元スポーツジャンキーのアシュリーです。

今観るスポーツは、アーセナル(サッカー)とグリズリーズ(バスケ)、あとテニス。

専門の物理ネタ以外にも、色々書いていくつもりです。

Twitterをハンドル名Inoueianでやっています。

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