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シアトルのイチロー

一昨日のマリナーズのイチローの話は、
ホットな話題だったんで書いたんですが、
今、自分の中でホットな話題に、
イチロー・スズキよりずっと前にいたシアトルのイチローの話があります。

No-No Boy No-No Boy
John Okada (1978/02)
Univ of Washington Pr

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ノー・ノー・ボーイ ノー・ノー・ボーイ
ジョン・オカダ (1979/03)
晶文社

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太平洋戦争中、アメリカには日系移民の強制収容所がありました。
イチロー・ヤマダは、そんな収容所に入れられた二世。

収容所での2年間のあと、
イチローたち、若い日系移民は、軍に入る事で収容所を出て、
アメリカ人として認められるチャンスを与えられました。

イチローは、それにノーと答えた「ノー・ノー・ボーイ」の1人。
戦争の残り2年間を刑務所で過ごします。
この小説は、刑務所を出たあと、普通の生活を取り戻そうとするイチローの話。


アメリカと日本の間の壁、
白人と有色人種の間の壁、
退役兵とノー・ノー・ボーイの間の壁、
一世と二世の間の壁

それに立ち向かったり、逃げたり、
自分の過去、現在、未来に悩み、生き方を模索する姿が描かれてます。


昔のシアトルの景色が見えてくるのも、
住んでる自分としては面白いですけど、
それと関係なく日本人、アメリカ人に読んで欲しい本です。

日本の視点で言うと、
戦前、アメリカに日本人がどんな夢を持って移民したのか、とか、
二世の日本への想いがどんなものなのか、見えてきます。

アメリカから言うと、
同時テロ以来の風潮を考えても、
アメリカに強制収容所があった事は忘れてはならないこと。

今にも通じるメッセージがありますが、
逆に、60年でここまで来られたのか、と言う思いも。


いまだに世界中にある壁の事を考えるために、
いいスタート地点になる本だと思います。

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 小説・文学

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プロフィール

アシュリー

Author:アシュリー
カリフォルニア州バークリー在住、元スポーツジャンキーのアシュリーです。

今観るスポーツは、アーセナル(サッカー)とグリズリーズ(バスケ)、あとテニス。

専門の物理ネタ以外にも、色々書いていくつもりです。

Twitterをハンドル名Inoueianでやっています。

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