リマッチ
ラファエル・ナダル | × | ジョー=ウィルフリード・ツォンガ |
6 | - | 7(4-7) |
7 | - | 6(7-3) |
7 | - | 5 |
良い試合でした。
ツォンガは全豪の準決勝ほど大当たりじゃなかったんですけど、
それでもナダルと互角に渡り合える実力があるのは確かめられました。
全豪の時のツォンガはファーストサーブが85%入ったって事で、
まぁ、繰り返しようが無いんですが(笑)
ナダルは、ベースラインの後ろから極端なトップスピンのショットを打つ、っていう、
腕力、脚力のある彼にしか出来ないスタイルを持っていて、
普通の選手相手ならそれだけで勝てるんですよね。
でも、ツォンガの場合、
ナダルにも追いつけないショットを打つパワーがあるし、
ナダルのショットに追いつくスピードもあります。
ナダルの弱点の1つは、トップスピンに頼りすぎるきらいがあって、
ショットが浅く入ることが多いんですが、
ツォンガは、そういう浅いショットのたびに、ネットに迫ってきて主導権を握れるんです。
ナダルにとっては、相性最悪の選手と言って良いかもしれません。
それでもナダルが勝ったのは、
ナダルの闘志の強さが出たからでした。
最終セット、ツォンガが5-3でリードしていたのに、
止めが刺せなかったんですよねぇ...
ツォンガのプレーには課題がまだまだあると思います。
イージーミスが多くて、
それは、フットワークで気を抜いてたり、際どいショットを狙いすぎたりするからなんですよね。
このトーナメントの後はランキングは12位くらいにあがれるはずで、
普通に行ってもトップ5は狙えるはずだけど、
その辺を改善できれば本当に強い選手になれると思います。
観ていて面白い選手なんで、見守っていくとします。
今のテニス、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、ロディック、ツォンガの5人の中で直接対決が観られれば満足かも(笑)
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