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フィジー旅行記~スバ(最終回)

1ヶ月近くダラダラ書いてきたフィジー旅行記もこれで最後です。首都スバの話。

ラ州からキングズ・ロードのバスで向かうと、100kmくらいなのに3時間以上かかります。

Viti Levu Bay

なぜかというと...
King's Road
田舎道だからですね。

King's Road
これは恐い。


でも、スバ自体は都会。

Suva Harbour
スバ湾

2番目に大きいラウトカの人口が5万人程度なので、フィジーにある都会は、スバだけ。都市圏全部入れると30万人くらいになります。フィジー全体の人口が85万人ほどなので3分の1がスバ近辺に住んでる事に。

港には漁船が沢山。
Suva Harbour
日本のもいます。

Tiko's
船上レストランなんてあるんだから街ですね。フィジーでは最高級。値段が。味は普通。


Creek
こんな場所も。

日本と比べると治安が格段に悪いので、危ない、危ない、と伯父に言われたのですが、こっちはアメリカから来てますから(苦笑)メンフィス、セントルイス、オークランドと犯罪都市を見てきているので、どの辺が危ないのかは雰囲気で大体分かります。確かに街灯はまばらで夜は危なそうでした。


首都ですから、初代首相の銅像もあります。
Government Building
後ろは裁判所。議事堂はちょっと離れていたので見に行かなかったんですが、面白い建物のようです


これの南隣にあるアルバート・パークでは、ハイビスカス・フェスティバルというのの準備中でした。
Albert Park

Albert Park
大変なんです(笑)


さらに南に行くと、植物園
Botanical Garden

そしてフィジー博物館
Fiji Museum
これがなかなか面白かったです。

Ship
こんな船を昔は作っていたと。オセアニアの人達の航海技術というのは興味アリです。

Shoe
これは、19世紀にフィジーの山奥で食べられてしまった宣教師の革靴。食べられてしまったのは宣教師で、革靴はどうも食べられなかったもよう。

インド系の展示もあったようなんですが、不覚にも見逃してしまいました。この博物館の土産物屋は歴史関連の本が揃ってます。


スバが首都になったのは19世紀の事。それなりに歴史があります。

Cathedral
大聖堂

Grand Pacific
これは、今は使われていないグランド・パシフィック・ホテル。


泊まったホテルなんですが、なぜかタダでエグゼクティブスイートに格上げしてくれました。

Suva
この、入江の向こうにすぐ山がある感じは、バンクーバーを思い出します。

Suva

スバで一番いい眺めだったんじゃないかと思います。


USP
フィジーで一番良い大学は、南太平洋大学。キャンパスはこんな感じ。

フィジーだけでなく、南太平洋の他の島国と共同で運営しているそうです。ここがメインキャンパスで、他の国にもキャンパスがある、というわけで生徒も多国籍です。

USP
時々、やけに小奇麗な建物があるんですが、それは外国の援助が入ってるから。これは日本からお金が出たIT関係の建物。

フィジーの教育は、明らかに遅れているところがあるんですが、どうやって良くしていくのかは難しいところです...


最後はこの写真で。
Kids

スバでは、平日なのに大量の子供を見かけました。博物館などの見学だと思うんですが、どう考えても見学の時間より遊んでいる時間の方が長い(笑)


フィジーの人口は、徐々に増える傾向。ただ、南太平洋大学を出るような人達が外へ出ていってしまう、頭脳流出の問題があります。特にインド系。

どうやって克服していくのか、外からですが見守っていきたいです。見守る以外のオプションもありますが、軍事政権の続く間は難しいものがあります。
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テーマ : 海外旅行
ジャンル : 旅行

フィジー旅行記~秘境

フィジーのビチレブ島には、東側の首都スバと、西側のラウトカを繋ぐ2つの幹線道路があります。南側を通るのが、ビーチが多くリゾートホテルの並ぶクイーンズ・ロード。車の通りも多く、整備されています。

北側を通るのがキングズ・ロード。こちらはリゾート地というより、普通のフィジー人が住んでいるような場所。場所によっては舗装されていません。

でも、キングズ・ロードの方が良いんです。景色も良いし、普通のフィジー人の生活に近づける場所だと思うので。フィジーに行く事があれば、絶対に見逃さないで欲しいルートです。


8泊9日間のフィジー旅行でしたが、そのうち5泊はナンディの伯父の部屋をベースに日帰りで探検、他の3泊をビチレブ島一周に使いました。最初の1泊は、北部で珍しくホテルのあるラキラキ、あとの2泊はスバで。

今日はラキラキのあるラ州(タイプミスじゃないよ)の話。旅行記最後にスバの話をするとします。

今日話に出て来る場所↓

View Ra in a larger map


ラキラキで泊まる事にした理由の1つは北部には珍しくホテルがある事で(これについては下でもっと詳しく)、もう1つは、近くに見てみたいものがあったから。

早朝にナンディを出て、ラウトカから一周バスに乗りました。6時半にラウトカを出たバスが、ラ州に入ったのは9時台。

Ra

Ra

ビーチよりこういう方が好き。


ラ州にある町らしい町は、バイレカという所だけ。ここでトイレ休憩がありました。

Vaileka
手前のおじさんは、スル、という民族衣装を着ています。スカートではない。いや、スカートのようなものか。

Vaileka
このバイレカが、例のフィジー人のインド料理を食べた場所。要注意(笑)


バスを降りたのは、ラキラキを少し通り過ぎたナヌクロアという場所。

Nanukuloa

わざわざホテルを通り過ぎた理由が、これ↓

Naiserelagi Church
ナヌクロアのさらに隣のナイセレランギ村にあるカトリックの教会です。っと、これだけじゃまだ分からないですね。中にこんなのがあるんです。

Black Christ
キリストを描いたフレスコ画、なんですが、キリストの肌がフィジー人のように黒いんです。

Black Christ

キリストはフィジー人だった、とかいう土着信仰というわけではなくて、60年代にフランス人画家が描いた物らしいですが、それでもここでしか見られないようなもの。見に行こう、となったわけです。


教会の写真に映っているおじさんにはお世話になりました。ナヌクロアで出会って、この教会を見に行きたいと伝えたところ、2kmある道を一緒に歩いて案内してくれたんです。これもフィジーならでは。

この人のお兄さんはなんと、近くの村の酋長だとか。左手に包帯を巻いているのは、この1週間ほど前に、サトウキビ収穫の最中に、一緒に働いていた人が振り下ろしたナタに小指を切られてしまったと...フィジーの田舎がどういった場所なのか、色々と興味深い話が聞けました。向こうも、日本やアメリカには興味津々のようでした。

パナパサ・ラルルさん、これを読んだ方誰かが会うことがあれば感謝の意を伝えてもらいたいです(笑)


教会を見た後は、ラキラキに戻るためにバス停に。これが、教会付属のカトリック・スクールの前でした。

Naiserelagi School
休み時間中

Naiserelagi School
こんな景色のある学校。羨ましい。


...ここで、フィジー旅行最大のトラブルが発生。

バスが来ない(笑)

田舎と言っても、これは天下のキングズ・ロード。こんなに来ないものなのかとビックリ。1時間待っても来ない。

Slackers

パナパサさんと話したり、授業をサボる子供を見たりしながら(笑)待つ。

1時間半ほどしたところで、逆回りの一周バスが来ました。


...でも、無視された(爆)

正式のバス停があるナヌクロアじゃないからなのか?と思い、伯父さんと2人でナヌクロアに向かって歩きました。パナパサさんは反対方向に良く予定だったのでここでお別れ。

Naiserelagi

ナヌクロアは辺鄙な場所なんですが、実はラ州の州都です。パナパサさんと会ったのも、州の役所の前。といっても小さなオフィスだったんですけどね。

Ra Provincial Offices

このバス停で待っても、やっぱりバスは来ない。そんな時に、役所から公務員らしき制服を来たおじさんが出てきました。そして、僕らとは反対方向に向かうトラックをサラッとヒッチハイクして去って行きました。そんなんアリか(笑)

ヒッチハイクしようとしたんですが、案の定、ラキラキ方面に向かうトラックはみんなサトウキビなどで一杯。乗せてもらえる車は無かったんですね。

結局2時間くらい待ってやっとバスに乗れました。


散々な目?いやいや、こんな場所で2時間待てたのは良かったです。

Nanukuloa

Nanukuloa


ラキラキには、普通のホテル(タノア)が1つと、人工ビーチのあるリゾートホテル(ワナナブ)が1つあります。ラキラキでホテルを取る、と決めたのが2日前で、タノアの方が満室。仕方なくワナナブで部屋を取りました。予算200フィジードルで、と伯父に言われていたので、320ドルと言われたのを電話で交渉して200にしてしまいました。伯父さんに報告すると、1人200ドル、って予算だったんだけど、と(笑)

にしても、リゾートホテルで値切る人って...(笑)

Wananavu

どこのリゾートも、おもてなしには色々工夫していると思いますが、ここはなかなか洒落ていました。いかにも観光地、といったものはあまりなく、のんびり出来る雰囲気。

夕食の際には、次の日にチェックアウトするお客さんのために、フィジーのお別れの歌をスタッフが披露。イサ・レイという有名な歌のようです。



言葉は分かりませんが涙が出ます。

ホテルのスタッフが歌っていたのもアカペラでほぼ同じ編曲。歌えるのはスタッフの採用条件なのかも?と思う上手さでした。


この後、さらになかなか見られないものが。この歌に感激したニュージーランドのマオリ系のお客さんがマオリ語で感謝のスピーチと歌を披露。

そして最後にラグビー代表がやる事で有名なハカ。いや、それは戦いの踊りでしょ(笑)スタッフとこの前にもラグビーの話をしていたので、ジョークです...っとこのハカが始まったところで、男性スタッフの1人が対抗して戦いの踊りを(笑)フィジーにもジンビという踊りがあって、これもフィジーのラグビー代表がやるんですね。(Youtubeでcibiを検索すると出てきます)

これは南太平洋じゃないと絶対に見られないものでした(笑)


ど田舎で、しかも海に面しているので、星空を見るには最高の場所でした。

南十字星をちゃんと見たのは生まれて初めて(この時まで、どこなのか良く分かってなかった)。さそり座が真上に見えたのも初めてでした。


楽しみ・驚き一杯だったフィジー旅行の中でも、この1日が一番充実してましたね。2時間の空白があったはずなのに、です。

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フィジー旅行記~砂糖

フィジーの産業というと、観光が一番儲かってるんですが、モノの貿易で一番大事なのが砂糖の輸出です。僕がフィジーに行っていたのがちょうどサトウキビの収穫の季節で、社会科見学の絶好の機会でした。

社会科見学の報告かい。そうです(笑)よくも飽きずに砂糖関係でこんなに写真撮ったな、と思われそう。実はもっと…(略)

あとで調べてみると、フィジーの製糖工場は国営なんですね。この辺はまだあまり考えてないので当面は無視。(今の政府は軍事政権。かなり気になるところです)


サトウキビの栽培に適しているのは、比較的乾燥しているビチレブ島西部(東部は稲作など)。バスから色々見た感じでは、サトウキビ畑の面積はかなりのものと思われます。

Runway
空港の滑走路の近くにもサトウキビ

Harvest
収穫の様子

収穫されたサトウキビは、こんな列車や
Train

こんなトラックに載せられて、製糖工場に向かいます。
Truck

トラック載せすぎと思った人、いますか?(笑)サトウキビを載せたトラックは相当遅い上に、こんな事も。
Truck
横転してます。

工場に行ってみると...
Mill

Mill

Mill
これはフィジー最大、ラウトカの製糖工場。ラウトカにはSugar Cityの異名があります。

ラウトカから1時間ほど北東に行った、バの町にも製糖工場があります。
Mill

この工場の敷地内を歩きながら写真を撮っていたところ、工場員2人に見つかっちゃいました。

で、中に入れてくれました(笑)さすがフィジー。


ここで大失態がありまして…カメラの設定を変え忘れたんでブレブレです。

Sign
"Hot Work Area"。タダでも30℃近い気温で汗だくなのに、工場にはボイラーがあるのでさらに高温。

Control Room
管制室。写真はダメだ~、という声もありましたが無視。いや、この笑顔なら大丈夫だったはず(笑)

知ってるかもしれませんが、一応砂糖の作り方。

サトウキビをまず潰して、水と混ぜながらジュースを搾り出します。このジュースの中の砂糖の濃度はまだ10%程度。

砂糖と関係無い残りカスも当然出ます。特に、繊維質はバガス(bagasse)といって、燃料になります。工場を動かす燃料は、バガスだけで足りるのだとか。面白い話です。

そういったカスを沈殿させて、上澄みを煮詰めると砂糖の濃度が50%を超えます。この砂糖水を上手に冷やすと、砂糖の結晶が出て来る、というわけ。

Boiler
これが砂糖水を煮詰めているボイラー。

日本製のボイラーだぞ、と嬉しそうに覗き窓を開けてくれました。

こんな、いかにもアヤシイ日本人に即席ツアーをしたりしていいんだろうか、と思ったりもしましたが…フィジー人はこんな感じ。途中、1人白人の技師が通りかかったのですが、挨拶もせず仕事に勤しんでいました。むしろこっちが普通(笑)


そういえば、100年ほど前に西洋人がインド人をフィジーに(半強制的に)連れてきたのも、サトウキビ畑で働かせるため。フィジーの歴史も、今の文化も、サトウキビ無しには語れないわけです。


フィジー旅行記、残り2つかな?次はビチレブ島北部の秘境。

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フィジー旅行記~食べ物(レシピあり)

学期の始まりで更新が遅れてしまいました。ん?講義は受けてないから学期は関係ない?ま、どうでもいいですね。


旅行と言えば、食べ物。美味しい物のない場所はあまり行きたくないですね。


フィジーで見てきて面白かったものの1つに、市場があります。近くの農家の人達が、町で作物を売っているんですね。アメリカなどにも似たようなものが無いわけでもないですが、規模といい、生活の中での重要度といい、比べ物になりません。

どんな雰囲気で、どんな物が並んでるのか。フィジー各地の市場の写真を何枚か載せます。

まずは首都スバの市場。ここが多分一番大きいです。

Suva
トウモロコシなど野菜

Plantain
プランタン、ですよね?他にも普通のバナナ、パパイヤ、レモンなど熱帯だけに果物は豊富。

Lautoka
これは第2の都市ラウトカの市場。どの市場も建物の外までこんな風に広がっています。

Nadi
空港のあるナンディの市場…野菜果物はこれくらいで十分か。


写真がブレてて申し訳ないんですがここでクイズ。
Quiz
これは、フィジーのどの市場でも売られているあるものです。何のために使うものでしょうか?最後に答えがあります。(いつから「世界ふしぎ発見」に?)

こんなのもあります。
Spices

インドのスパイスが出てきたところで、インド料理の話。フィジーでは、人口の40%がインド系なのでインド料理がどこでも食べられます。そして美味しい。

何度もインド料理を食べた中でも一番良かったのが、スバの南太平洋大学の近くにあったCopper Chimneyというお店。
Korma
右が僕の頼んだ野菜と果物のコルマ。フィジー風インド料理と言っていいでしょう。


屋台などもあります。
Snack
フィジーでは、どの町でも市場とバスターミナルが一緒にあります(当然といえば当然)。そこに集まるのが↑のようなインドの駄菓子屋。

お菓子以外にも、ロティ(発酵させられてないナン)のラップなど、昼食になるようなものも道端で売られています。これは1フィジードル(50円くらい)という値段(笑)レストランで食べるサモサも50フィジーセントでした。


1回だけインド料理で失敗したのが、フィジー人の経営するお店で食べてしまった事。

骨の周りにちょこっと肉がついただけのチキン。スパイスが効いてはいるんだけど、ちょっと配合が違う。なぜかライスでもナンでもなく、キャッサバが付いてくる(笑)

稀に見る不味さでした。


ただ、フィジー人の料理が全然ダメかというと、そんなこともないです。色気を出してインド料理をやるからいけない(笑)

実際、ココンダというフィジーの料理は美味しかったです。この料理、生魚を使います。という事は、フィジー人は寿司への抵抗があまりなかったのかも?

こんなレシピで作れるそうなので、刺身なんかの代わりに出して見てはどうでしょう?

材料
白身魚 600g
ライムジュースまたはレモンジュース 1カップ
ココナッツクリーム 1 1/4カップ
タマネギ 1/4カップ
唐辛子 1つ

魚の骨を抜いて、角切り。
ライムジュースに2時間漬けたあと、取りだして水気を切る。
ココナッツクリームみじん切りにしたタマネギと唐辛子を混ぜて、魚にかける。

あとは、ニンジン、トマトなど好みの野菜などと盛り付ければOK。


そろそろ、クイズの答え。

写真に写っていたのは、カバという植物の根っこ。どうやって使うかというと、
Yaqona
粉末にして、ヤンゴナという飲み物にするんです。昔のフィジーでは、村の宗教的儀式などで使われた文化的に重要な飲み物。今でも多くのフィジー人が常用しています。

自分が飲んだ感想としては、あごがちょっとしびれたのと、お酒を一口飲んだような感覚(アルコールは入ってません)。癌に良いかもしれないとか、肝臓に悪いかもしれないとか、色々と作用のある植物です。


次のテーマは...砂糖かな。

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フィジー旅行記~フィジー人

インド系ではなく、元からフィジーにいる人達の話。


まず、ガタイが大きい。身長は、アメリカ白人の平均とあまり変わらないと思うんですが、骨格ががっしりした人が多いんですね。フィジーで一番人気のあるスポーツはラグビーなんですが、まさにラグビーに適した体格の人が沢山います。

公園や校庭には必ずラグビーのゴールポストがあって、夕方になるとプレーしている人達がいます。

Rugby

ラグビーの公式戦も1回見たんで、それについてはまた書くかも知れません。


フィジー人は、道ですれ違うと「ブラ(こんにちは)」と挨拶してきます。田舎な感じ。

そして元々、物は個人の所有物ではなく公共の物、という文化だったようで、今でもその名残がかなりあります。

そんなわけで初日からカルチャーショックがありました。


畑の横の道を歩いていたところ、芋を植えているフィジー人が大声で挨拶してきました。ここまではまぁ、ショックではない。

ただその後、どこから来たんだ?日本だ。ヤンドラ(おはよう)は日本語でなんだ?おはよーだ。という風に会話が続いて、なぜか畑のサトウキビをくれる事に(笑)

Farm
(サトウキビを折ろうとしてるおじさん、見えるかな?)

こうやってかじればナイフ使わないでもいいんだよー、となぜかサトウキビのかじり方指導まで(笑)

バスに乗っているときにお菓子を分けてくれるとか、そういうのは当たり前。砂糖工場の外を歩いていたら、中を見ていいよと招き入れられたり、電器屋の店員と話していたら、彼の住む村に招待してくれたり(タイミング的に行けなかった。残念)、たまたま会っただけの人が、案内役になってくれたり…

カリフォルニアの人は、アメリカの他の地方と比べて"laid back"(カジュアルでフレンドリーで不真面目)なことで知られてるんですが、フィジー人はそのかなり上を行ってました。

伯父含め、フィジーで働いている人の話を聞くと、仕事がいい加減、やると言ってもやらない、時間にルーズ、等々、ありそうな話が出てきます(笑)

これはもちろん、元々の社会の生活のペースが、現代の日本やアメリカよりずっとゆったりしていた、って事はあるんでしょう。


でももう1つ自説があります。

フィジー系とインド系の政治的な争点の1つに、土地の所有権があります。

むかーし定められた法律で、フィジーの土地のほとんどは、外国人に売ることが出来ないんですね。で、この外国人というのは、フィジー系フィジー人以外、という意味。フィジーで生まれ育っても、インド系の人は基本的に土地を持てないんです。

なのでインド系は家賃を払うためにアクセクと働くしかないけれど、フィジー系は、家賃が入るので比較的楽に生活が出来る。自分で農地を耕す場合も、果物や芋などは、大量の労力が必要な作物ではなさそうです。だから自給は出来る。

特に頑張らなくてもなかなかの生活出来るわけで、ひたすら頑張るような人が少ないのは不思議ではないんじゃないでしょうか。

ま、これは検証などしていない憶測ですが。


次のテーマは、食事かな。

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フィジー旅行記~ビーチ

前回は、意外かもしれない話をしましたけど、やっぱりフィジーで一番有名なのはビーチリゾートがある、って事なので、まずはビーチの話から。


フィジーに向かう国際便の飛行機は、ビチレブ島の西側にあるナンディ空港に到着します。

ナンディには、観光客向けの店なんかが沢山並んでいて、明らかに観光客、という白人も結構いるんですが(人数はオーストラリア、ニュージーランド、アメリカの順らしい)、ビーチはあるのかというと…

a5bb41e7.jpg

こんなのがあります。ナンディ湾のワイロアロア・ビーチ。ワイロアロアは、黒い砂って意味。確かに砂の色が濃い。元は溶岩ですね。

このビーチは景色がキレイなだけで何かが出来るわけじゃないです。


ツアー系の観光客に人気らしいのは、ナンディの近くのデナラウというリゾート地。

Denarau
リゾートホテルが並んでいて、まぁいかにもリッチな雰囲気です。

でもねぇ…このデナラウという場所、実はビーチが人工なんです。元はこの辺りはマングローブのある湿地帯。砂を持ってきて無理矢理ビーチにしたわけです。だから、海が特にキレイというわけでもないし、当然ここでスキューバとかしてもしょうがない。


本当にキレイな所に行きたいのなら、小さな島の方に行くのをおすすめします。

自分の場合は、ビーチには「せっかくフィジーに来たんだから」と仕方なく行ったところがあるので、日帰りで一番近い島に行ってきました(笑)もっと長いコースもあります。

船ですぐに行けるママヌザ諸島が一番人気のあるところで、行くのに数時間かかるヤサワ諸島も最近開拓され始めたそうです。


ここまで行くと、ほんとうにキレイな海です。
Mamanuca
(あ、失礼。この写真は空がメインか。個人的な趣味です)

Mamanuca

Coral

サメもいました(笑)
Shark

Island
島自体はこんなもんです。

スキューバなどをもっとちゃんとやりたい人は、かなりいい場所がママヌザ諸島、ヤサワ諸島にはあるらしいので、やりたい人は狙って行きましょう。

ビチレブ島の南側も、コーラルコーストと称してリゾート開発されてます。でもやっぱり、小さい島に行った方がキレイなはずです。


もう伝わってると思いますが、リゾート地にはあんまり興味ないんです。何もしない、というのがあまり好きじゃないので(笑)ほんのたまになら悪くないですけどね。

フィジーのリゾートに関して言うと、思い切って小島に行ってしまいましょう、というところで。

今回の旅行記はテーマ別に書く事にしてます。次は何かな…

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フィジー旅行記~まえがき

大体の人は、フィジーと言えば、南太平洋の小さな島国、というくらいの認識だと思います。そこから、熱帯で、サンゴ礁やビーチリゾートがある、というのも知ってるかも。

どっちも正しいんですが、フィジーはそれだけじゃないよ、と言っておきたいので前書き。


まず、フィジーは多分イメージよりも大きな国です。海の面積の話じゃなくて、陸地の面積と人口の話。(海の面積を含めちゃうと相当デカイ)


View Larger Map

フィジー最大の島はビチレブ島。この島は大体100km四方です。ビーチもサンゴ礁も場所によってはあるんですが、内陸には1000m級の山があります。

第2の島のバヌアレブ島も、ビチレブの半分くらいの面積があります。

そしてフィジーの総人口は85万人。首都スバはまともな街で、都市圏人口は30万人を超えます。

ハワイの人口は130万人なので、それよりもちょっとだけ小さいというわけ。


次に、その人口の構成。

フィジーの住民の過半数は、西洋人にフィジーが発見されるずっと前から住んできた原住民族(フィジー人)です。でもフィジー人が占める割合は60%ちょっと。

残りの40%近くのほとんどはインド系なんです。インドとフィジーが両方ともイギリスの植民地だった頃、フィジーのサトウキビのプランテーションに奴隷に近い状態で連れてこられたインド人がいたんですね。こういった人たちの子孫が沢山住んでいるんです。

フィジーは、原住フィジー人のメラネシアの文化と、後から入ってきたインド人の文化があり、さらに西洋(主にイギリス)の影響も受けてきた、文化的に面白い土地なんです。

フィジーには元々、アニミズム的な宗教があったのですが、現在はほぼ全員がキリスト教徒。インド人には、元からのヒンズー教、イスラム教、シーク教などを信仰する人がいます。


宗教を含めた文化的な違いから、フィジー人とインド人の混血はほとんど起こっていません。そしてこの2つのグループの対立が、1970年に独立して以来のフィジーという国の政治を形作ってきた一番の要素です。

これが、もう1つ、意外かもしれないところ。独立してから、フィジーでは4回のクーデターが起こっていて、現政権も選挙ではなく2006年のクーデターで作られた軍事政権です。フィジー人とインド人の法的な不平等があって、それを解消しようという民主的な動きが強くなると、フィジー人の反対勢力がクーデターを起こす、というのがここまでの構図のようです。

かといって、危険な場所かというと、そうでもありません。クーデターといっても戦闘があるわけではなく、ある意味お芝居のようなもの。混乱があったとしても、主に首都スバ周辺に限られています。フィジー人とインド人の対立というのも、暴力をふるいあうような事があるわけでもないです。


これが、フィジーについて意外かもしれない事。

他人事だと思ってみている分には、面白い設定だと思いませんか?


個人的な興味としては、さらに色々あります。

考古学。メラネシア人を含めた南太平洋の人達は、どういった過程で太平洋のほとんどの島に住み着く事が出来たのか。例えばイースター島(ラパヌイ)などは、数千kmの航海をしなければ辿り着けない場所でした。

言語学。日本語がどういった系統の言語かというのは、まだ未解決の問題です。北アジアのアルタイ語系というのは有力説ですが、メラネシアを含むオーストロネシア語系という説もあり、この2つの混合説も有力だとか。

経済学。フィジーの主産業は観光と農業。一番の輸出品は、サトウキビを育てて作った砂糖。途上国に行くのは初めてだったので、かなりの興味を持って行きました。

主にこんなところでしょうか。


ま、実際の旅行記はキレイな写真を載せるのが主だと思いますが、観察して、考えてみると面白いことが色々ありました、という話でした。

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帰りました

フィジーはすごかったです。良い意味で。

写真付きで今週中に旅行記を書き始めるとしますが、今日はフィジーで発見した音楽の紹介を。フィジアン・レゲエ。

フィジーでは、レゲエにかなり人気があります。大体のバスは窓ガラスがなく、ラジオを大音量で流してるんですが、レゲエがかかるとこれがとてもしっくり来るんです。

というわけで、フィジー人の作る音楽にもレゲエがあります。でもこれは、フィジーのオリジナル。レゲエの演奏なんだけど、ハワイアンのような(影響された?)裏声の入ったボーカルなんですね。ま、↓これを聴いてみてください。



タイトルの通り、Kabu Ni Delai Kade(カンブ・ニ・ンデライ・カンデ)というバンドです。首都スバのレコード屋で見つけてCDを買いました。

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フィジー

今日から10日間、南太平洋のフィジーに行ってきます。ただでも更新滞ってましたが、向こうでのブログ更新は多分ないです。

調べていくと、ゲームのような設定の国です。ま、これについては知識をもう少し深めてきてから書くとします。

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帰りました

昨日の夜帰りました。

夕方帰るはずだったんですけどね。予定の飛行機のサンフランシスコ到着が、オバマ大統領のサンフランシスコ到着と被って、遅れる事になりました。大統領が空港にいる間は、安全確保のために他の飛行機は着地出来ないとの事。大変ですね。

他にも変なトラブルのある旅でしたが、シカゴはやっぱり楽しいところです。この辺の話はブログでいくらか書くと思います。

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プロフィール

アシュリー

Author:アシュリー
カリフォルニア州バークリー在住、元スポーツジャンキーのアシュリーです。

今観るスポーツは、アーセナル(サッカー)とグリズリーズ(バスケ)、あとテニス。

専門の物理ネタ以外にも、色々書いていくつもりです。

Twitterをハンドル名Inoueianでやっています。

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