遊ぶコンピュータ
最近、無いはずの暇をコンピュータと囲碁をして潰してます。本当に最近の話で、1ヶ月もやっていないんですが、ちょっとまずい事になりました。もうちょっとでコンピュータと互角になり、そして追い抜いてしまいそうなんです。
といっても、全然自慢にはならないんですね、囲碁の場合。対戦相手はGNU Goというフリーウェアで、モンテカルロ法(後で説明します)を使わないプログラムだとトップクラスだとか。それでも、段級位でいうとせいぜい8〜12級だそうです。
チェスとは大違いです。実は自分、高校の頃、結構マジメにチェスをやってたんで、そこらのカフェなんかでやってる人には大体勝つ自信があります。ですが、Macにタダで付いてきたチェスソフトとやると...強い設定だと全く勝てませんね。
チェスの世界チャンピオン(ガリー・カスパロフ、当時)に、Deep Blueというプログラムがマッチ戦で勝ったのはまあまあ有名かと思いますが、フリーウェアや廉価ソフトでも、世界中に1000人くらいしかいない、グランドマスターのランクを持つ人達といい勝負が出来ます。
どこからこの違いが出るかを一言でいうと、チェスは単純な計算能力である程度やっていけるけれど、囲碁はそうはいかない、という事になります。
コンピュータにとって簡単なゲームの例を挙げると、マルバツ、三目並べですね。これは文字通り全部の可能性を網羅して、相手がミスをしたら勝ち、ミスが無ければ引き分けに持ち込める戦術でプレーする事が出来ます。
まぁマルバツの場合は、人間でも暇があれば網羅出来るくらい試合のパターンが少ないです。
(3×3の盤に○5つ、×4つ置く方法は23個ある...と思います。これを確認するのが宿題。ただし、盤を回したり裏返して同じになるパターンは1回だけカウントする事。)
マルバツは極端な例ですが、チェスの盤の大きさは8×8で、駒の動きにはかなり制限があります。ある局面で打てる手は、せいぜい数十手。良いかもしれないな、と一見思われる手に限定すると、せいぜい5手くらいです。
毎回5つの選択肢を考慮した場合、10手先を読んでベストな手を見つけるには、5の10乗、約1000万個の局面を比較する事が必要になります。人間には無理ですが、コンピュータならこれくらいはチョロっと出来ます。
さらにチェスの場合、駒がどんどん取られて減っていくので、ゲームの終盤は人間、コンピュータにはとてもかないません。
(ところで、相手がキングだけの時に詰ませる方法というのが結構面白いんです。味方にクイーンやルークがいると簡単なんですが、いないと難しい。ビショップ2つはまあまあ簡単、ナイト2つだと相手のミスが無ければ無理。そしてビショップとナイト1個ずつはとんでもなく難しいけど出来るんです。)
囲碁の場合、盤面は19×19。381カ所に石が打てます。ルール上は、空いている所ならほぼどこでも置いていいので、1手の選択肢は常に100以上あります。
囲碁で10手先を読むとすると、100の10乗、100000000000000000000個(0が20個)の局面を比較しないといけません。これはまず無理。まぁ、本当は1度に100手も考えなくていいはずですが、20手でも大変な事になります。
将棋は、序盤はチェスと同じくらいの難易度だと思いますが、チェスと違って駒が減りません。そして持ち駒を打つのは盤上のほぼどこでもいいので、かなり選択肢は多いんですね。先を読むタイプのプログラムにとっては、チェスと囲碁の中間の難易度になります。
ここで、なんで人間がコンピュータより囲碁に強いかというと、経験則といわれるような、ちょっと曖昧な判断方法を駆使しているからです。
将棋と囲碁には、良い手、悪い手についての格言が沢山あります。「攻めは銀、受けは金」、「相手の急所は味方の急所」、などなど。こういった格言は、過去の名人達が経験から見つけた、「あ、大体当たっているな」、という法則を、初心者にも覚えやすい言葉にして残したものです。
必ずしも格言に従う事が良いとは限りませんし、2つの格言が違う手を打つよう言っているような場面もあります。でも上手な棋士になると、どの格言が適切なのか、どの経験則を使うのが適切なのかをちゃんと理解しているんですね(この理解も、経験則の1つですね)。この辺りの柔軟性が、これまで人間の書いてきたコンピュータプログラムには真似しづらい所です。
モンテカルロをまだ説明出来てませんが...これは後回しで。
結局何が言いたいかというと、人間の対戦相手を見つけないとな、って事です。ネット囲碁か、クラブに行くか...
といっても、全然自慢にはならないんですね、囲碁の場合。対戦相手はGNU Goというフリーウェアで、モンテカルロ法(後で説明します)を使わないプログラムだとトップクラスだとか。それでも、段級位でいうとせいぜい8〜12級だそうです。
チェスとは大違いです。実は自分、高校の頃、結構マジメにチェスをやってたんで、そこらのカフェなんかでやってる人には大体勝つ自信があります。ですが、Macにタダで付いてきたチェスソフトとやると...強い設定だと全く勝てませんね。
チェスの世界チャンピオン(ガリー・カスパロフ、当時)に、Deep Blueというプログラムがマッチ戦で勝ったのはまあまあ有名かと思いますが、フリーウェアや廉価ソフトでも、世界中に1000人くらいしかいない、グランドマスターのランクを持つ人達といい勝負が出来ます。
どこからこの違いが出るかを一言でいうと、チェスは単純な計算能力である程度やっていけるけれど、囲碁はそうはいかない、という事になります。
コンピュータにとって簡単なゲームの例を挙げると、マルバツ、三目並べですね。これは文字通り全部の可能性を網羅して、相手がミスをしたら勝ち、ミスが無ければ引き分けに持ち込める戦術でプレーする事が出来ます。
まぁマルバツの場合は、人間でも暇があれば網羅出来るくらい試合のパターンが少ないです。
(3×3の盤に○5つ、×4つ置く方法は23個ある...と思います。これを確認するのが宿題。ただし、盤を回したり裏返して同じになるパターンは1回だけカウントする事。)
マルバツは極端な例ですが、チェスの盤の大きさは8×8で、駒の動きにはかなり制限があります。ある局面で打てる手は、せいぜい数十手。良いかもしれないな、と一見思われる手に限定すると、せいぜい5手くらいです。
毎回5つの選択肢を考慮した場合、10手先を読んでベストな手を見つけるには、5の10乗、約1000万個の局面を比較する事が必要になります。人間には無理ですが、コンピュータならこれくらいはチョロっと出来ます。
さらにチェスの場合、駒がどんどん取られて減っていくので、ゲームの終盤は人間、コンピュータにはとてもかないません。
(ところで、相手がキングだけの時に詰ませる方法というのが結構面白いんです。味方にクイーンやルークがいると簡単なんですが、いないと難しい。ビショップ2つはまあまあ簡単、ナイト2つだと相手のミスが無ければ無理。そしてビショップとナイト1個ずつはとんでもなく難しいけど出来るんです。)
囲碁の場合、盤面は19×19。381カ所に石が打てます。ルール上は、空いている所ならほぼどこでも置いていいので、1手の選択肢は常に100以上あります。
囲碁で10手先を読むとすると、100の10乗、100000000000000000000個(0が20個)の局面を比較しないといけません。これはまず無理。まぁ、本当は1度に100手も考えなくていいはずですが、20手でも大変な事になります。
将棋は、序盤はチェスと同じくらいの難易度だと思いますが、チェスと違って駒が減りません。そして持ち駒を打つのは盤上のほぼどこでもいいので、かなり選択肢は多いんですね。先を読むタイプのプログラムにとっては、チェスと囲碁の中間の難易度になります。
ここで、なんで人間がコンピュータより囲碁に強いかというと、経験則といわれるような、ちょっと曖昧な判断方法を駆使しているからです。
将棋と囲碁には、良い手、悪い手についての格言が沢山あります。「攻めは銀、受けは金」、「相手の急所は味方の急所」、などなど。こういった格言は、過去の名人達が経験から見つけた、「あ、大体当たっているな」、という法則を、初心者にも覚えやすい言葉にして残したものです。
必ずしも格言に従う事が良いとは限りませんし、2つの格言が違う手を打つよう言っているような場面もあります。でも上手な棋士になると、どの格言が適切なのか、どの経験則を使うのが適切なのかをちゃんと理解しているんですね(この理解も、経験則の1つですね)。この辺りの柔軟性が、これまで人間の書いてきたコンピュータプログラムには真似しづらい所です。
モンテカルロをまだ説明出来てませんが...これは後回しで。
結局何が言いたいかというと、人間の対戦相手を見つけないとな、って事です。ネット囲碁か、クラブに行くか...
テーマ : 心・脳・言葉・人工知能
ジャンル : 学問・文化・芸術
トゥマニ
昨日の夜はネットが繋がらず、更新出来ませんでした。
いきなりですが、トゥマニ・ジャバテ、世界一の楽器奏者かもしれないと思ってます。
弾いてるのは西アフリカの伝統楽器コラ。両手の親指と人差し指だけで、ベースライン、中音のメロディー、高音の即興演奏まで全部やってます。
もっと見たければYouTubeでどうぞ。
コラのソロ演奏をはじめて聴いたのはいとこのママドゥ・ジャバテで、本当に感激したんですが、トゥマニを聴いた後でママドゥの録音を聴くと、チェンバロでバッハを弾いてるみたいに聴こえます。つまり、それはそれで面白いんだけど、音の強弱の付け方や、リズムのゆらぎがトゥマニには全然かなわないんです。
持ってるトゥマニのCDは↓
まずソロ演奏。上の2曲も入ってます。
幼なじみのバラケ・シッソコとコラのデュエット。
これは、バラフォン(木琴)とンゴニ(バンジョー)と一緒。
最後に、ビッグバンドのリーダーに。上の3つは超絶民族音楽、これはポップです。
追記:
危ない危ない。もう1つありました。
同じマリ出身のギタリスト、アリ・ファルカ・トゥーレとの共演。砂漠のブルースと言われたトゥーレのギターも面白いんですが、残念ながら2006年に亡くなっています。
いきなりですが、トゥマニ・ジャバテ、世界一の楽器奏者かもしれないと思ってます。
弾いてるのは西アフリカの伝統楽器コラ。両手の親指と人差し指だけで、ベースライン、中音のメロディー、高音の即興演奏まで全部やってます。
もっと見たければYouTubeでどうぞ。
コラのソロ演奏をはじめて聴いたのはいとこのママドゥ・ジャバテで、本当に感激したんですが、トゥマニを聴いた後でママドゥの録音を聴くと、チェンバロでバッハを弾いてるみたいに聴こえます。つまり、それはそれで面白いんだけど、音の強弱の付け方や、リズムのゆらぎがトゥマニには全然かなわないんです。
持ってるトゥマニのCDは↓
まずソロ演奏。上の2曲も入ってます。
![]() | ザ・マンデ・ヴァリエーションズ (2008/02/17) トゥマニ・ジャバテ 商品詳細を見る |
幼なじみのバラケ・シッソコとコラのデュエット。
![]() | New Ancient Strings (1999/06/22) Toumani Diabat� 商品詳細を見る |
これは、バラフォン(木琴)とンゴニ(バンジョー)と一緒。
![]() | Djelika (1995/09/05) Toumani Diabat� 商品詳細を見る |
最後に、ビッグバンドのリーダーに。上の3つは超絶民族音楽、これはポップです。
![]() | 独立大通り (2008/07/27) トゥマニ・ジャバテ&シンメトリック・オーケストラ 商品詳細を見る |
追記:
危ない危ない。もう1つありました。
同じマリ出身のギタリスト、アリ・ファルカ・トゥーレとの共演。砂漠のブルースと言われたトゥーレのギターも面白いんですが、残念ながら2006年に亡くなっています。
![]() | イン・ザ・ハート・オヴ・ザ・ムーン (2008/07/27) アリー・ファルカ・トゥーレトゥマニ・ジャバテ 商品詳細を見る |
テーマ : WORLD MUSIC
ジャンル : 音楽
民主原理主義
長い間考えている事です。今は時間が無いんでちゃんとした物を書いていられませんが、こういう筋で考えてます、というアウトラインだけ。
アメリカでは初等教育の頃から、独立戦争で勝ち取った自由、平等、そして民主主義と言うのは素晴らしい物だ、というのを子供に刷り込みます。日本はそこまでではないですが、民主主義が良い物だ、というコンセンサスはかなり強い物だと思います。
民主主義って本当にそんなに良いのか?と訊ねると、「共産主義/独裁政治が良いのか?」という返事がかなりの割合で返ってきます。誰もそんな事は言っていないし、二者択一の問題でもないのに。
民主主義は素晴らしい、と繰り返すだけで、疑問に対して感情的な反論しかしないのは、民主原理主義としか言えない態度です。
そういうスタンスの人が多い中あえて、民主主義って本当にそんなに良いのか?と聞いてみたいです。
民主主義にあるかもしれない問題は大きく分けて2つ。
1つ目は、民主主義は本当に民意(そういうものが本当にあったとして)を反映出来るのか?
2つ目は、民意を反映する事が必ず良い事だと言えるのか?
もちろん、他の政治形態と比較して、民主主義の方が良い、という事なら文句は無いです。でも、ちゃんと検証しないとそれは分からないでしょう、と言いたいんです。
続きは後で...
アメリカでは初等教育の頃から、独立戦争で勝ち取った自由、平等、そして民主主義と言うのは素晴らしい物だ、というのを子供に刷り込みます。日本はそこまでではないですが、民主主義が良い物だ、というコンセンサスはかなり強い物だと思います。
民主主義って本当にそんなに良いのか?と訊ねると、「共産主義/独裁政治が良いのか?」という返事がかなりの割合で返ってきます。誰もそんな事は言っていないし、二者択一の問題でもないのに。
民主主義は素晴らしい、と繰り返すだけで、疑問に対して感情的な反論しかしないのは、民主原理主義としか言えない態度です。
そういうスタンスの人が多い中あえて、民主主義って本当にそんなに良いのか?と聞いてみたいです。
民主主義にあるかもしれない問題は大きく分けて2つ。
1つ目は、民主主義は本当に民意(そういうものが本当にあったとして)を反映出来るのか?
2つ目は、民意を反映する事が必ず良い事だと言えるのか?
もちろん、他の政治形態と比較して、民主主義の方が良い、という事なら文句は無いです。でも、ちゃんと検証しないとそれは分からないでしょう、と言いたいんです。
続きは後で...
反射作用
コンタクトレンズを試してるんですが、人一倍に角膜反射が強いようで。指がまつげに当たるか当たらないかでもまぶたが閉じちゃうんですね。先々週、最初に眼医者さんに入れてもらう時には1時間くらいかかりました。
自分で両目にに3回入れて外すまで、お試しのコンタクトは出してもらえないという事で、目の検査は1時間かからなかったのに、結局3時間眼医者さんに付き合ってもらってました。もう、申し訳ない気持ちだけど、本能ですから、自分は悪くない、とも思う(笑)
1人で入れるのにもまた苦労して、付けてたのは次の検診の前夜と、検診の日だけだったと言う...長年コンタクトの母のアドバイスで助かりましたけど、1時間挑戦してもダメ、とかあったので。
無理矢理まぶたを手で広げて、付けられればいいんですが、この最初の1週間で問題だったのは、もらったコンタクトがあまり目に合ってなかった事。カーブがフィットしてないと、無理矢理でもなかなか入らないですから。最初の検診ではとにかく入れる事で時間を食って、どれがいいのかを試してる暇がなかったんです。
で、2回目に診てもらった時に、まばたきするとレンズが相当動いている事が判明。いや、付けてて分かりましたが。それで5日分、別のレンズをお試しでもらって、来週また診てもらう事になってます。
面白いのが、右目と左目で違うレンズが良いみたいなんです。目の曲率が違うのかな?と眼医者さんも気になって調べたんですが、違いは無い。なんでフィット感が違うのか...気になります。
自分で両目にに3回入れて外すまで、お試しのコンタクトは出してもらえないという事で、目の検査は1時間かからなかったのに、結局3時間眼医者さんに付き合ってもらってました。もう、申し訳ない気持ちだけど、本能ですから、自分は悪くない、とも思う(笑)
1人で入れるのにもまた苦労して、付けてたのは次の検診の前夜と、検診の日だけだったと言う...長年コンタクトの母のアドバイスで助かりましたけど、1時間挑戦してもダメ、とかあったので。
無理矢理まぶたを手で広げて、付けられればいいんですが、この最初の1週間で問題だったのは、もらったコンタクトがあまり目に合ってなかった事。カーブがフィットしてないと、無理矢理でもなかなか入らないですから。最初の検診ではとにかく入れる事で時間を食って、どれがいいのかを試してる暇がなかったんです。
で、2回目に診てもらった時に、まばたきするとレンズが相当動いている事が判明。いや、付けてて分かりましたが。それで5日分、別のレンズをお試しでもらって、来週また診てもらう事になってます。
面白いのが、右目と左目で違うレンズが良いみたいなんです。目の曲率が違うのかな?と眼医者さんも気になって調べたんですが、違いは無い。なんでフィット感が違うのか...気になります。
実は結構田舎
ここ1ヶ月ほど、火星を毎日のように見てます。
毎日のように夜中まで外に出てるのもあるんですが、夜中でも明るい場所や高層ビルがあるとなかなか見えませんからね。そういうのがない、って事です。空気もそんなに悪くないようです。
サンフランシスコ、オークランド、サンノゼなど含むベイエリアの人口が大体700万人。密度も高めで、アメリカ的にはベイエリアは全部都会、って認識です。
でも、院1年目の台湾人によると、rural(田舎)でビックリした、と。Ruralと言うと、もっと畑やらある場所を思い浮かべるんで、ちょっと言い過ぎだと思いますが(笑)アジア的な感覚で言うとバークリーはそんなに都会ではないです。
台北から来た人からすると、高層ビルが無いのが田舎っぽいんでしょうね。バークリーのダウンタウンをもっと高層化するべきかどうか、議論がされてはいるようですが、首を突っ込まないでおきます。
毎日のように夜中まで外に出てるのもあるんですが、夜中でも明るい場所や高層ビルがあるとなかなか見えませんからね。そういうのがない、って事です。空気もそんなに悪くないようです。
サンフランシスコ、オークランド、サンノゼなど含むベイエリアの人口が大体700万人。密度も高めで、アメリカ的にはベイエリアは全部都会、って認識です。
でも、院1年目の台湾人によると、rural(田舎)でビックリした、と。Ruralと言うと、もっと畑やらある場所を思い浮かべるんで、ちょっと言い過ぎだと思いますが(笑)アジア的な感覚で言うとバークリーはそんなに都会ではないです。
台北から来た人からすると、高層ビルが無いのが田舎っぽいんでしょうね。バークリーのダウンタウンをもっと高層化するべきかどうか、議論がされてはいるようですが、首を突っ込まないでおきます。
断層
1989年10月17日、ワールドシリーズ第3戦。ベイエリアの2チーム、サンフランシスコ・ジャイアンツとオークランド・アスレティックスがキャンドルスティックパークで対戦する予定でした。
ゲーム直前の放送、第2戦のハイライトが流れている時に、地震が起きました。
はじめて全米生中継された大地震、とも言われています。
1906年のサンフランシスコ大地震も起こしたサンアンドレアス断層(地図)による地震で、マグニチュード6.9、震源はサンノゼとサンタクルスの間の山地。サンフランシスコからは100km近く離れた場所でした。(カリフォルニアの地名は聖人のスペイン語名だらけで困ります)
本来ならラッシュ時の5時4分に起きた地震でしたが、たまたまベイエリアのチームがワールドシリーズで戦っていた事もあって、早帰りする人が多かったとか。オークランドで、二層式の高速道路の上層が2km近く落ちたのに、42人しか死者が出なかったのはこのためと言われています。

ベイブリッジも上層が一部落ちました。

20周年という事で、当時のテレビ映像がいくつかYouTubeに載っていました。
サンフランシスコのKGO(ABC系)
少し離れたサクラメントのKXTV。ニュース生放送中に揺れが来て、サンフランシスコから電話でレポートが届きます。
自分の年でも体験して覚えている人が周りにいるという意味ではたった20年前。
携帯もインターネットも普及していなかったという意味ではもう20年前。
そんな暇無いはずなのに見入ってしまいました。
バークリーはサンアンドレアス断層からももちろん近いですが、キャンパスは1868年に大地震を起こしたヘイワード断層の真上にあります。特に、アメフトのメモリアルスタジアムと、ローレンス・バークレー国立研究所はドンピシャ。
メンフィスとセントルイス、シアトルと、大地震の起きた場所には住んできましたが、地震の頻度はとても低い場所でした。日本ほどではないですが、カリフォルニアは地震のよくある場所。準備はしておかないと、ですね。
ゲーム直前の放送、第2戦のハイライトが流れている時に、地震が起きました。
はじめて全米生中継された大地震、とも言われています。
1906年のサンフランシスコ大地震も起こしたサンアンドレアス断層(地図)による地震で、マグニチュード6.9、震源はサンノゼとサンタクルスの間の山地。サンフランシスコからは100km近く離れた場所でした。(カリフォルニアの地名は聖人のスペイン語名だらけで困ります)
本来ならラッシュ時の5時4分に起きた地震でしたが、たまたまベイエリアのチームがワールドシリーズで戦っていた事もあって、早帰りする人が多かったとか。オークランドで、二層式の高速道路の上層が2km近く落ちたのに、42人しか死者が出なかったのはこのためと言われています。

ベイブリッジも上層が一部落ちました。

20周年という事で、当時のテレビ映像がいくつかYouTubeに載っていました。
サンフランシスコのKGO(ABC系)
少し離れたサクラメントのKXTV。ニュース生放送中に揺れが来て、サンフランシスコから電話でレポートが届きます。
自分の年でも体験して覚えている人が周りにいるという意味ではたった20年前。
携帯もインターネットも普及していなかったという意味ではもう20年前。
そんな暇無いはずなのに見入ってしまいました。
バークリーはサンアンドレアス断層からももちろん近いですが、キャンパスは1868年に大地震を起こしたヘイワード断層の真上にあります。特に、アメフトのメモリアルスタジアムと、ローレンス・バークレー国立研究所はドンピシャ。
メンフィスとセントルイス、シアトルと、大地震の起きた場所には住んできましたが、地震の頻度はとても低い場所でした。日本ほどではないですが、カリフォルニアは地震のよくある場所。準備はしておかないと、ですね。
傘
ある意味、前回の続き。
傘を買わないとなぁ、と思ってます。
シアトルにいる時は、ただでもあんまり使わなかったんですが、今年の春あたりに使った時に壊れて捨てたまんまでした。
前回の続き、と言うのは、シアトルの人は傘をささない人が多いんです。日本人と比べると、アメリカの人たちは傘をささない傾向があるとは言いますが、アメリカの中でも目立つくらいさしません。シアトル出身の人が周りに2人いるんですが、この2人も傘をあまり使ってなかった、との証言。
シアトルはRainy Cityと呼ばれる事があるくらい、じとじとと雨が降ってる事で有名なのに、です。
これも、小銭と一緒で理由がちゃんとあります。シアトルの雨は、じとじと、というだけで、大雨になる事はほとんどないんです。
ついでに言うと、アメリカ人が日本人より傘をささないのも、大雨が比較的少ないからというのが第一の理由じゃないかと思います。
とにかく、傘を持ってなかったんですが、先週の火曜、こんな事になりまして。

傘買ったほうが良いな、と思ったわけです。
傘を買わないとなぁ、と思ってます。
シアトルにいる時は、ただでもあんまり使わなかったんですが、今年の春あたりに使った時に壊れて捨てたまんまでした。
前回の続き、と言うのは、シアトルの人は傘をささない人が多いんです。日本人と比べると、アメリカの人たちは傘をささない傾向があるとは言いますが、アメリカの中でも目立つくらいさしません。シアトル出身の人が周りに2人いるんですが、この2人も傘をあまり使ってなかった、との証言。
シアトルはRainy Cityと呼ばれる事があるくらい、じとじとと雨が降ってる事で有名なのに、です。
これも、小銭と一緒で理由がちゃんとあります。シアトルの雨は、じとじと、というだけで、大雨になる事はほとんどないんです。
ついでに言うと、アメリカ人が日本人より傘をささないのも、大雨が比較的少ないからというのが第一の理由じゃないかと思います。
とにかく、傘を持ってなかったんですが、先週の火曜、こんな事になりまして。

傘買ったほうが良いな、と思ったわけです。
小銭
久々に2日更新無しでした。まぁ、たまにはそんな事もあります。
ちょうど書こうとしてたネタが、FC2ブログのトラックバックテーマになってたのでそれについて。
アメリカ人の男性を見ると、小銭をポケットに入れてる人がかなりいます。自分もその1人(あ、アメリカ人じゃないのか?もう何が何だか分かりません)
あ〜、さすがアメリカ人、大雑把なのね。と思った人手を挙げて(笑)
これはですね、別の理由がちゃんとあるんです。
日本で出回ってる硬貨は、1、5、10、50、100、500円玉の6種類で、どれも普通に目にします。
アメリカで普通に見るのは、1セント(penny)、5セント(nickel)、10セント(dime)、25セント(quarter)の4種類だけ。50セント、1ドルのコインもありますが、レアです。
硬貨で持ち歩く金額は、日本だと気を付けないと1000円すぐ越えちゃいますよね。アメリカだと、硬貨だけで10ドル(大体同じ金額)持ち歩く事はまずありません。一番枚数が少なくても、quarter40枚ですから。
つまり、持ち歩くコインの数が少ない、金額も少ないから、小銭入れの必要性が薄いんです。
...と言いつつ最近、小銭を入れられる日本の財布を送ってもらったんですが。ポケットが痛むので。
何が言いたいかというと、場所によって違う事が、文化/国民性/県民性のため、と言うのは簡単なんです。どんな違いがあっても、文化の違いだよ、と言えるんですから。
でも、何でも説明できる、と言うのは実際の所、何の説明にもなってない、という事です。
例えば、アメリカは、世界の資本主義の中心と言われています(事実かどうかは別として)。それはなぜかと聞いてみて、資本主義が好まれる文化なんだよ、と説明されると、分かったような気になります。
でも、海外のサッカーリーグと比べると、アメリカのスポーツビジネスは資本主義とはかけ離れた部分を多く持っています。これも、文化の違い、でしょうか?建前上は、平等の国という事にしておきたい、という価値観から、サラリーキャップやドラフトでチームの実力をならそうとしている、と言えない事もありません。
もし、この2つの違いが文化の違いによるものだったとしても、なんでそういう文化の違いが出来たのか、と言う説明が出来るまでは、十分な説明とは言えません。
文化と言うのは、多くの人の試行錯誤、取捨選択によって作り上げられたものです。そして誰かが、あれよりもこれが良い、と選んだからには、選んだ理由があります。
多くの場合、その理由は今となっては分かりようの無いものです。でも、分かる場合もある。そして、その大元の理由を見つけようとしないで、「あぁ、それは国民性の違いだ」と言って満足してしまうのは怠慢でしかありません。
短く、少し挑発的にまとめると、
文化の違いを話に出すのは、「他に説明が見つからない」、と言う降伏宣言である。
(話に出しちゃいけない、と言ってるんではないですよ、一応。話に出すのなら、自分が何をしてるのか理解しましょう、という事です。
反証可能性、確証バイアスなど、色々と広げられるテーマです)
ちょうど書こうとしてたネタが、FC2ブログのトラックバックテーマになってたのでそれについて。
だそうです。
アメリカ人の男性を見ると、小銭をポケットに入れてる人がかなりいます。自分もその1人(あ、アメリカ人じゃないのか?もう何が何だか分かりません)
あ〜、さすがアメリカ人、大雑把なのね。と思った人手を挙げて(笑)
これはですね、別の理由がちゃんとあるんです。
日本で出回ってる硬貨は、1、5、10、50、100、500円玉の6種類で、どれも普通に目にします。
アメリカで普通に見るのは、1セント(penny)、5セント(nickel)、10セント(dime)、25セント(quarter)の4種類だけ。50セント、1ドルのコインもありますが、レアです。
硬貨で持ち歩く金額は、日本だと気を付けないと1000円すぐ越えちゃいますよね。アメリカだと、硬貨だけで10ドル(大体同じ金額)持ち歩く事はまずありません。一番枚数が少なくても、quarter40枚ですから。
つまり、持ち歩くコインの数が少ない、金額も少ないから、小銭入れの必要性が薄いんです。
...と言いつつ最近、小銭を入れられる日本の財布を送ってもらったんですが。ポケットが痛むので。
何が言いたいかというと、場所によって違う事が、文化/国民性/県民性のため、と言うのは簡単なんです。どんな違いがあっても、文化の違いだよ、と言えるんですから。
でも、何でも説明できる、と言うのは実際の所、何の説明にもなってない、という事です。
例えば、アメリカは、世界の資本主義の中心と言われています(事実かどうかは別として)。それはなぜかと聞いてみて、資本主義が好まれる文化なんだよ、と説明されると、分かったような気になります。
でも、海外のサッカーリーグと比べると、アメリカのスポーツビジネスは資本主義とはかけ離れた部分を多く持っています。これも、文化の違い、でしょうか?建前上は、平等の国という事にしておきたい、という価値観から、サラリーキャップやドラフトでチームの実力をならそうとしている、と言えない事もありません。
もし、この2つの違いが文化の違いによるものだったとしても、なんでそういう文化の違いが出来たのか、と言う説明が出来るまでは、十分な説明とは言えません。
文化と言うのは、多くの人の試行錯誤、取捨選択によって作り上げられたものです。そして誰かが、あれよりもこれが良い、と選んだからには、選んだ理由があります。
多くの場合、その理由は今となっては分かりようの無いものです。でも、分かる場合もある。そして、その大元の理由を見つけようとしないで、「あぁ、それは国民性の違いだ」と言って満足してしまうのは怠慢でしかありません。
短く、少し挑発的にまとめると、
文化の違いを話に出すのは、「他に説明が見つからない」、と言う降伏宣言である。
(話に出しちゃいけない、と言ってるんではないですよ、一応。話に出すのなら、自分が何をしてるのか理解しましょう、という事です。
反証可能性、確証バイアスなど、色々と広げられるテーマです)
最近聴いた音楽
オムレツの美味しいカフェで書いてます。
この店、ラジオでジャズが流れてて、好きな雰囲気なんですが、選曲に問題があるんです。古いボサノヴァを流し過ぎ。
↓これとか
↓これとか
↓これとか
中に入ってる演奏か、入ってる曲を他の人がやったのが流れてる事がすごく多いんですね。
どれも良いアルバムですよ。でも、何度も聴いてると飽きちゃいます。自分自身、高校の頃飽きるくらい聴いたのもありますし。
ボサノヴァじゃない時は良いんですけどね。どうやら今日はボサノヴァなので、先月サンフランシスコのAmoeba Musicで買ったのを、iPodで聴いてます。(Amoebaの本店はバークリーなんですが、サンフランシスコに行ったついでに見てきたんです。本店に行った時のブログ)
今聴いてるのはこれ↓
ビリー・ホリデイのコモドアでのボックスセットです。「奇妙な果実」など入ってます。
音源の全部揃ったボックスセットの問題は、同じ曲の複数のテイクが、続けて流れる事ですね。出来れば、全曲1回ずつ流して、そのあとにアウトテイクを並べて欲しいんですが。
まぁ、シャッフルして聴けば問題無しです。今はデッカのボックスセットと合わせてシャッフルして聴いてます。
この2つがあるんなら、コロムビアのボックスセットも揃えたい所。でも枚数が多い分、高いんです。
土曜日にはウェイン・ショーターがバークリーに来るんで、ショーターのアルバムも1つ買いました。
タイトルのSuper Novaは超新星の事なんで、うちのブログにもピッタリ(笑)まぁ、この録音(69年)の後にも、どんどん進化してる人なんで、あんまり直接の参考にはなりませんけどね。生演奏を楽しみにしてます。
先週行ったYoshi's Oakland、今週もタダ券が出ました。ちょっと忙しいんで今回はスルー。
でも、MySpaceで聴く限りだと面白そうなグループでした→Tarbaby
"tar baby"(tarはタール)は、黒人の子供の事を指す蔑称です。この人たちは、ジャズがtar babyとして扱われている、と。理解出来ない人達、演奏出来ない人達に汚されているジャズを守りたい、というメッセージを込めてバンドの名前にしたようです。
個人的には、ジャズという音楽は色んなものを吸収して育っていく、もっと力強いものだと思ってますが、この人達の演奏には文句が付けられません。オリジナルですが、伝統を大事にする気持ちは伝わってきます。
アルバムも検討中。
追記:
忘れるところでした。
シアトルで去年聴いたホーメイのグループChirgilchin、バークリーで明日演奏する予定だったんですが、メンバーの1人にビザが出なくて中止との事。残念。国籍の話を書いたばかりの時に(笑)
この人達はすごいです。
この店、ラジオでジャズが流れてて、好きな雰囲気なんですが、選曲に問題があるんです。古いボサノヴァを流し過ぎ。
↓これとか
![]() | Getz/Gilberto (1997/05/20) STAN GETZ / JOAO GILBERTO 商品詳細を見る |
↓これとか
![]() | Jazz Samba (1997/05/20) Stan GetzCharlie Byrd 商品詳細を見る |
↓これとか
![]() | Jazz Samba Encore! (1990/10/25) Stan GetzLuiz Bonfa 商品詳細を見る |
中に入ってる演奏か、入ってる曲を他の人がやったのが流れてる事がすごく多いんですね。
どれも良いアルバムですよ。でも、何度も聴いてると飽きちゃいます。自分自身、高校の頃飽きるくらい聴いたのもありますし。
ボサノヴァじゃない時は良いんですけどね。どうやら今日はボサノヴァなので、先月サンフランシスコのAmoeba Musicで買ったのを、iPodで聴いてます。(Amoebaの本店はバークリーなんですが、サンフランシスコに行ったついでに見てきたんです。本店に行った時のブログ)
今聴いてるのはこれ↓
![]() | The Complete Commodore Recordings (1997/01/28) Billie Holiday 商品詳細を見る |
ビリー・ホリデイのコモドアでのボックスセットです。「奇妙な果実」など入ってます。
音源の全部揃ったボックスセットの問題は、同じ曲の複数のテイクが、続けて流れる事ですね。出来れば、全曲1回ずつ流して、そのあとにアウトテイクを並べて欲しいんですが。
まぁ、シャッフルして聴けば問題無しです。今はデッカのボックスセットと合わせてシャッフルして聴いてます。
![]() | The Complete Decca Recordings (1991/10/01) Billie Holiday 商品詳細を見る |
この2つがあるんなら、コロムビアのボックスセットも揃えたい所。でも枚数が多い分、高いんです。
![]() | Lady Day: The Complete Billie Holiday on Columbia (1933-1944) (2001/10/03) Billie Holiday 商品詳細を見る |
土曜日にはウェイン・ショーターがバークリーに来るんで、ショーターのアルバムも1つ買いました。
![]() | Super Nova (1991/10/08) Wayne Shorter 商品詳細を見る |
タイトルのSuper Novaは超新星の事なんで、うちのブログにもピッタリ(笑)まぁ、この録音(69年)の後にも、どんどん進化してる人なんで、あんまり直接の参考にはなりませんけどね。生演奏を楽しみにしてます。
先週行ったYoshi's Oakland、今週もタダ券が出ました。ちょっと忙しいんで今回はスルー。
でも、MySpaceで聴く限りだと面白そうなグループでした→Tarbaby
"tar baby"(tarはタール)は、黒人の子供の事を指す蔑称です。この人たちは、ジャズがtar babyとして扱われている、と。理解出来ない人達、演奏出来ない人達に汚されているジャズを守りたい、というメッセージを込めてバンドの名前にしたようです。
個人的には、ジャズという音楽は色んなものを吸収して育っていく、もっと力強いものだと思ってますが、この人達の演奏には文句が付けられません。オリジナルですが、伝統を大事にする気持ちは伝わってきます。
アルバムも検討中。
![]() | Tarbaby (2009/01/13) Tarbaby 商品詳細を見る |
追記:
忘れるところでした。
シアトルで去年聴いたホーメイのグループChirgilchin、バークリーで明日演奏する予定だったんですが、メンバーの1人にビザが出なくて中止との事。残念。国籍の話を書いたばかりの時に(笑)
この人達はすごいです。

























